今年の初め頃から話題となっている広範囲に渡るCPUの脆弱性問題、「メルトダウンと「スペクター」。
悪用されるとデータの保護機能を回避してパスワード、暗号化データ等の決定的に重要な情報ほとんどにアクセスが可能にするというかなり深刻なセキュリティー脆弱性で、Android OS搭載のスマホもほとんどが「対象」となっています。
この問題、PixelやNexusといった一部のストックAndroid搭載モデルは1月のセキュリティーパッチで対策済みですが、まだ大半の機種が未対策。
Xperiaについては先日、ソニーが1月5日付け以降のセキュリティーパッチで対応するとしていますが、この件について今回新たな情報がでてきました。
XperiaBlogがイギリスのXperi公式ツイッターアカウント上で明らかにしたもで、これによると、Xperia Z5 Premiumに対しては「メルトダウン」および「スペクター」脆弱性に対処するためのセキュリティーパッチは提供されないとのこと。
Z5 Premiumがアップデート対象外ということは兄弟モデルのZ5やZ5 Compactも必然的に同様、ということになります。
また、Z4やZ3も然りで、Android 8.0アプデ対象外機種=セキュリティーパッチ提供対象外、といった扱いのようですね。
Xperia Z5シリーズはまだ結構国内でもユーザーをみかけます。
OSアップデートはともかくとしてこういった重要なセキュリティーアップデートだけは長めに提供して欲しいところです。
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