
Pixel 6の自社製チップ「Tensor」搭載後もPixelのSnapdragonチップの搭載は継続
昨日、次期Pixelスマートフォン、Pixel 6およびPixel 6 Proを突然発表したGoogle。
同シリーズの特徴と言えば、何といってもGoogle初の自社製チップ「Tensor」の搭載で、この発表直後、スマートフォン向けチップの最大サプライヤー、クアルコムの株価は一時的に下落したとか。
一方、今回のGoogleの発表ですが、ストレートに受け取ればPixel 6以降の次世代Pixelスマートフォンは自社製チップに移行、と思われます。
しかし今回、これについてクアルコムがちょっと興味深いコメントを発表していた模様です。
phoneArenaが伝えたもので、これによるとクアルコムはGoogleのPixel 6+Tensorチップのニュースを受け以下のようなコメントを出していたとのこと。
Qualcomm will continue to work closely with Google on existing and future products based on Snapdragon platforms.
クアルコムは、Snapdragonプラットフォームをベースにした既存および将来の製品について、今後もGoogleと緊密に連携していきます。
これ、色々な受け取り方ができるとは思いますが、phoneArena曰く、GoogleがPixel 6以降のモデルでもSnapdragonチップを搭載したPixelスマートフォンを展開していく予定がある、と解釈しているようです。
このPixel 6シリーズに搭載のTensorチップについてはまだその詳しい性能などは分かっていませんが、過去の噂ではSnapdragon 865とSnapdragon 888の中間くらいになる、とも言われています。
だとすると、位置づけとしては「ハイエンド向けチップ」ということになり、PixelのXaシリーズに搭載するには高価すぎる可能性も。
ひょっとすると今後は今回のPixel 6/6 Proを含むハイエンドにはTensorチップ、廉価版にはSnapdragonの700番台や600番台を採用してく、という戦略なのかもしれませんね。
ソース: phoneArena
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