
ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 III。
国内での発売はおそらくまだ1か月ほど先になりそうですが、昨年のXperia 1 IIとは打って変わり、今回は中国本土版がリリース一番乗り。
同国のメディアやソーシャルメディアには様々な評価・評判情報がでてきています。
そんな中、中国のSNS、Weibo上でXperia関連の有名リーカーとして知られるZackbucks氏がこのXperia 1 IIIについてのユーザー口コミ評価をまとめていました。

Xperia 1 IIIの口コミ評価まとめ
これは同氏が過去数日間のユーザーからの評価の声をまとめたもので、必ずしも本人の評価を反映しているとは限りません。
Xperia 1 IIIで多くのユーザーに支持されている点:
- バッテリー持ちは許容範囲でまずまず。
- カメラフォーカス、グレアコントロール、そして70/105mmのユーザーエクスペリエンスは満足のいくもの。
- スピーカー音質は良好でバックカバーの振動もなし。
- 指紋認証センサーの認証スピードが向上
- 4K@120Hzの体験は非常に良い
- バイブの振動の強さはアップ
Xperia 1 IIIで一部のユーザーが改善が不十分と感じている部分:
- 画面の明るさの向上が顕著に感じられない
- メインカメラと超広角の画質向上は前世代と比べて明らかではない
- カメラには動画撮影のおける新機能がない。
- フロントカメラはアルゴリズムのアップグレードのみ
一部のユーザーが満足していない部分:
- SMSと通話がダークモードに対応しておらず、SMS通知のクイックリプライフレーズに誤植が残っている。
- 省電力UEは、チェーンウェイクアップを制御できないまま、バックグラウンドのアプリを停止した後、必要なプッシュも停止してします。
- ダークモードでは、前世代に比べて最も低い輝度で画面が緑色になる
- Game Enhancerで一部のゲームのサウンドでビデオ録画ができない
- 同梱されているアプリストアには広告が表示され、シンプルにインストールやアップグレードができない
もちろんこれは一般ユーザーの意見を基にしたものなので、感じ方に個人差はあると思います。
ただ、ほとんどネガティブな点に触れない国内メディアのレビューよりはある意味「生」に近い評価とも言えるので、個人的には十分参考になると思います。
チョットしたバグ・不具合はあるようですが、致命的というほどの問題はなさそう。
それよりも個人的には一番気になるのやはり「カメラ」についての評価です。
望遠についてはやはり前モデルよりかなり性能向上が期待できそうですが、メインカメラと超広角に関してはあまり進化は期待できなさそう。
一方、Xperia 1 IIIのカメラは望遠カメラセンサーを除いてすべて前モデルから据え置きであることが判明しています。

Xperia 1 IIIのカメラ構成が判明、望遠カメラ以外は前モデルから据え置き
ソニーモバイルが4月中旬に発表、国内でもドコモ、au、ソフトバンクが2021年夏モデルとして取り扱うことが決定している最新Xperia、Xperia 1 III。中国を中心に、レビュー記事やハンズオン動画などが増えてきていますが、リリース予...
よって、ソフト的な向上がなければXperia 1 IIIの望遠撮影以外でのカメラ性能の向上は見込めない、とも言えます。
コメント