
最近話題となっている世界的なチップ供給不足。
スマートフォンだけでなく、自動車やその他のハイテク機器業界全体に大きな影響を与えているようです。
そんな中、この問題が実際にスマートフォン自体の供給に影響を与え始めたようです。
GIZMOCHINAがXiaomiの展開するブランランド、Blackshark CEOのLou Yuzhou氏からのコメントを伝えたもので、これによると今回のチップ不足により、同社のフラッグシップモデル、特にBlackhark 4 Proの在庫不足が発生している、
SoCの供給問題はクアルコムやサムスンといったメーカーもすでに公式な場で触れていますが、これが具体的な機種の供給に与える影響に言及されたのは今回が初めてです。
どうやらこのチップ供給問題の本格的な影響がみられるのは2021年後半から、という感じになりそうです。
また、同CEOはこのチップ不足の影響で夏ごろから様々な製品の製造コスト全体の上昇も予想されているとのことなので、これは当然販売価格へ転嫁されるケースも多く出てきそうです。
なお、これまでの情報によると今回のチップ不足で一番影響を受けているのが最新の5nmプロセスを採用しているSnapdragon 888などとのこと。
そのためか、今年は昨年のSD865のアップグレード版、SD870やSD855のアップグレード版を採用している機種も数多くでてきています。
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