夜間、寝る前などに効果的と言われているスマートフォンのブルーライトカット機能。
iPhoneだとiOS 9.3で搭載された「Night Shift」、AndroidだとPixelなどでは「Night Light」と呼ばれていますが、これら以外にも同じようにスクリーンのブルーライトをカットしてくれるサードパティ―アプリは複数あります。
今までのセオリーではこのスマホ画面から発せられるブルーライト(青や青白い光)は目に有害なだけでなく、睡眠を妨げる。そのため、このブルーライトカット機能を使うことは「良い睡眠」を取るために有効である、というのが定説でした。
ところが今回、このナイトライト/ナイトシフト機能が睡眠にとって逆効果である、という研究結果が出たようです。
9To5Googleがマンチェスター大学が発表した研究結果を伝えたもので、これによるとスマートフォンのブルーライトをカットして暖色系の黄色い光だけにすると脳が錯覚をおこしてしまう、とのこと。
具体的には、ブルーライトをカットすることでスマートフォンの画面からの光が日中に自然光に近くなってしまう。そのため、脳がその光を受けて「昼間」だと勘違いしてしまい、逆に睡眠を妨げてしまう、ということのよう。
私はこの黄色っぽい画面が好きになれず、ブルーライトカット系機能・アプリは元々使っていませんが、睡眠に逆効果、というのは意外。
ただ、睡眠は別にしてもブルーライト自体が目に有害ともいわれており、この点についてはどうなんでしょう。
ただ、最近では画面全体を黒ベースにする「ダークモード」や「ナイトモード」を使っている人が多く、これらのブルーライトカット機能を使っているユーザーは減ってきているという印象もうけます。
コメント