Xperiaのカメラ低評価の理由「リアルな写真が喜ばれるとは限らない」から-Xperia 5開発者インタビュー

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ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 5

国内ではドコモとauの2019年秋冬モデルとして発売予定となっていますが、台湾メディア、ePriceにこのXperia5の開発者インタビューが掲載、一部になかなか興味深い情報がありました。

ソニーモバイルのカメラ担当の間下健介氏に対するインタビューで大部分はXperia 1と共通ののカメラについてでこれといって特筆すべき点はありません。

また、Xperia1とくらべてXperia5のバッテリー持ちが25%アップという点もこれもレビューサイトなどの実証テストで明らかになっています。

ただ、興味深いの最後の部分。

但是 Sony 同時也自我思考究竟公司在拍照的部分主要是要專注在什麼樣的方向,因為 Sony 本身也知道消費者近期都也相當喜歡色澤濃郁,經由 AI 修製出來之後的照片。但是 Sony 最後還是決定在相機的表現部分,想要遵守『真實性』的表現上;畢竟拍攝下最真實眼見的影像,並不一定會是最討喜的影像。而之後使用者還是有彈性可以自行後製照片,所以 Sony 並不想要幫使用者決定要拍攝什麼樣的色調,所以這也是 Sony 可能在先前 ePrice 盲測當中,比較不受消費者青睞的原因。

私のつたない文章力で直訳すると意味不明になるので箇条書きに:

・消費者がAIによって補正されたリッチな色合いの写真を好むことは知っているが、Xperiaのカメラではそれよりも画像の「真正性」を重要視している。

・最も再現性の高い写真が最も消費者に喜ばれる写真とは限らない。

・ソニーが写真の色合いなどを決めるのではなく、ユーザーにフレキシビリティーを与えたい。

・ePriceでの過去のブラインドテストでXperia1のカメラ評価が低かったのはこのため

要は、実物に近い色合いの写真は一般受けしない傾向があるが、ソニーは最終的な写真の色合いを決めるのはカメラではなくユーザーであるべき。
そのため、一般ユーザーからの評価が低くなるのは仕方がない、というこですね。

ここまではっきりと言い切る、というのは個人的には好感がもてます。

ePriceのインタビューは他のメディアがあまり突っ込まない点にまで言及するのでなかなか面白いですね。

また、この感じだとXperiaのカメラは今後もAIを使った色の補正などは積極的には行わない、ということになりそう。

近年の傾向としてインスタ映えするような写真を撮れるカメラ、というのが高評価を受ける傾向にあることは間違いないと思われます。

 

ただ、理由は様々でしょうが被写体の実物に近い色合いが良い、というユーザーも一ある程度いることも確か。Xperia 5のカメラはそういったユーザーにアピールをしていく方向性であり、おそらくそれは今後も変わらないという事。

ただこれ、言い換えれば今後一般ユーザーの写真に対する「好み」が変わらない限り、Xperiaのカメラがこれらのユーザーから高評価を得られる可能性は極めて低い、ということにもなります。

あくまで素人考えですが、例えば、これギャラリーもしくはモードを二つ用意して一つはリアルさがすべての「真正性」を追求した写真のもの。もう一つは一般受け、インスタ映えするようなAIを駆使した色合いやディテール再現などの写真のギャラリー/モードにすることですべて解決するのではないでしょうか・・・

ソース

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Xperia 5Xperia 5 SO-01M docomoカメラ評価・比較秋冬・冬春モデル新作
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著者プロフィール

sumahoinfo.comの管理人、編集者、そしてライターRyoです。
専門知識はありませんが、広く、浅く、読者の方にとって役立つ、そして時にはエキサイティングなスマートフォン関連情報をご提供できるように心がけています。
XperiaからiPhoneまで、数々のスマホを使っていましたが、最近は現在はミッドレンジスマホを中心にメイン機にしています。

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スマホ評価・不具合ニュース

コメント

  1. でろ より:

    DXOMarkは何を評価しているのか?という気がしてくる。

    • ああああ より:

      マゼンタの偽色が載ってしまう写真が最高評価のカメラになる時点でね・・・
      払った金銭を評価してるんだと思うわ

  2. なし より:

    色がナチュラルなのはいいことだけど、
    他社はDeep fusionみたいにソフトウェアで解像力を高める方向にあるんだよね。
    多分開発費の足らないXperiaは取り残されると思う。

    • K320i より:

      α7にはセンターシフト手ブレ補正を用いたピクセルシフト撮影というメカニズムは異なるものの、deep fusionの様な画素補間撮影が出来るので、スマホ向けにチューニングさえすれば直ぐに搭載できると思います。

      正直、中途半端にボケないF2.4の望遠レンズではあまり瞳AFの恩恵が受けられてないので、高速撮影で解像度を上げるほうが実用的のような気がします。

      • スーパーヒーロー より:

        スマホ向けにチューニングって軽々しく言うけど、連写合成の技術力が他のスマホメーカーに比べても著しく欠如しているソニーにDeep Fusionの様な高度な画像処理を作るのは無理でしょう
        あれHDRと超解像合成とゴースティング軽減を全てシャッターが押されてから1秒未満でやっているんですよ
        デジカメとスマホのカメラは必要とされるノウハウが全く別

  3. 鈴風 より:

    画質的にはナチュラルとは対極の調整だし凡百で駄目なタイプのコンデジ画質なんですけどね
    UI含めて明らかにやる気がない
    他の端末はプラスアルファでAI補正しているのであってXperiaが目指している傾向とやらは既にXperia以上に再現できて当然になってる
    AIオートはそうじゃないってだけで色んな表現ができてユーザーは選ぶ事ができる

    • aa より:

      そうなんですよね
      あたかもユーザーに選択肢を与えてるように言ってるけど他のどのメーカーよりも選択肢むしろ狭いですけどって言いたいわ
      しかもスマホなんかオート撮って出しの性能が物を言うのにこの場面はこうでとか一々いじれってか

  4. 匿名 より:

    言い訳がひどすぎて草も生えない、、、

  5. エクスペディアン より:

    T澤「ちょっと何言ってるか分からない」

  6. ななしさん より:

    カメラはクソなのに何故か売れてるアクオス
    カメラは並程度なのに売れないエクスペリア

    ブランドの差かなw

  7. K320i より:

    言葉足らずで申し訳ないです。
    確かにまともなHDR撮影すらできない今のXperiaのソフトウェアでは無理ですね。(HDR撮影自体、撮影から処理まで2秒ほどもかかりますし)
    ただ仰るような、Deep fusionの1秒以内で撮影、処理を終わらせるシステムを標準モードに組み込むのではなく、
    標準アプリのサブモードとして撮影に0.5秒程、その後数秒かけてNRやピクセルシフト補間撮処理を行うことはSDM855のISPでも十分可能ではあると思います。
    ハードレベルで見れば十分に対応はできるもの、問題はコストカットによる、
    人手不足で標準カメラ、スピーカー、画面の画質処理、何もかもが中途半端な技術力の”ソニーモバイル” が作れるかどうかなんですよね。
    例えばソニモバが作った色やシャープネス、コントラストを強く補正を入れるX-Reality(現X1エンジン)が専門評価機関で低評価。
    そこでBVMで知られるマスモニ部門の監修で相当忠実な画質が再現できるようになりましたし、
    ハード的制約で欠点はあるものの、個人的に、Cinema ProはαのPP8のLog撮影とそっくり綺麗に撮影出来ている事にスコープの波長をDaVinchで編集している際に見て気づいたので、今までXperiaに期待していなかった身として
    Sonyの専門部門の監修で本気を出したらやっぱり凄いのでは…と思ったんですよね。
    つまりモバイル部門が作るものには期待を寄せないほうがいいものの、α部門の完全監修なら標準カメラの大幅な改善も不可能では無いと、使っていて感じたんですよね。
    まぁ標準カメラの完全監修は1番不可能なことでしょうけど笑
    長文失礼しました。

  8. 最後 より:

    見ている現物と比較したの色合いだけなら
    aquosの方が良いです。

  9. 菜奈氏 より:

    玄人にターゲットを絞るつもりがないのなら、ビビッドな色味のAIオートとナチュラルな色味のプロモードを用意すべき。

    消費者云々と言いながら、
    消費者の選択肢を奪っているのはソニーの怠慢。

    Xperia 8の売り文句に
    「デュアルカメラでSNS映えの写真」とかあるけど、あのカメラでよくそんなことを言えるものだ

  10. 匿名 より:

    勝手にそれらしい処理されて何となく見映えする写真が撮れてしまうスマホはぶっちゃけ余計なお世話なんだよね。
    妙に彩度上げて無理矢理暗部を持ち上げた気持ちの悪い処理写真しか撮れないスマホが
    DxOMarkでは高評価だったりするのが不自然過ぎ。

    ただ表現者の自由を語るのならソニーもカメラアプリでシャープネスの設定やコントラスト、彩度など自由に設定できるようにしないとまだまだ全然ダメ。
    もっと言えばRAWを標準アプリで使えるようにしろと思う。

    ちなみにレンズ補正優先か画質優先かを選べるのは良い。

  11. SONY信者より より:

    SONYはトレンド音痴な言い訳ばかり。
    『スマホの小さいは肉眼では分からないからFHDで十分』
    『ベゼルレスにする必要は感じていない』
    『メモリ大型化は考えてない』
    『一眼のカメラで他社と差をつけたい』
    そんで結局追従するはめになるんだよなwww
    周回遅れもいいとこ。
    言うことがブレ過ぎて話にならないんだが。
    カメラはソフトウェアがダメすぎる。
    HDR補正弱すぎ!
    SNS時代はカメラはかなり大事なのにアホすぎでしょ。
    SONYの社員はXperiaしか使ってないはずないんだから良いところは他社から取り入れるべきでしょ!

  12. より:

    ギャラクシーs10のデモ機でデモ機の周辺を撮影したけど、写真の方が実物よりも綺麗だったよ。

    これってどういうこと?
    あながちソニーの技術者のいうことは間違っていないかも。

  13. パつしごと より:

    今そういう技術が無い言い訳をしてるだけで、どうせ後追いで対応してくるよ。
    (社員・信者とも)Galaxyに劣っている間は他社製品を過剰スペックと批判し、1年半ほど経ったら結局やるのがXperia.

    具体的なことは 2019年10月14日 2:07 SONY信者より氏が完璧にまとめてくれているのでそちらで。