ソニーモバイルの最新Xperia、Xperia 5。
海外ではすでに予約も開始されており、早い地域では10月初旬に発売予定となっています。
国内ではすでにドコモ版が2019年秋冬モデルとしてリリースされることが確定しており、auおよびソフトバンク版はもちろんのこと、そしてひょっとするとSIMフリー版のリリースすらも噂されています。
一方、10月からはキャリアに対する割引制限が本格化され、端末の実質価格がさらに上昇することは必須。
すでに公式価格が判明しているヨーロッパ版(イギリス、ドイツ、フランスなど)の場合、Xperia 5の発売時価格はXperia 1から15%~20%安くなっており、国内版もおそらくこのレンジ内でXperia 1より安くなる可能性は極めて高いと思われます。
というわけで、今回は海外でのXperia 5 vs Xperia 1の価格差をもとにドコモ版、au版、ソフトバンク版のXperia 5の価格を予想してみます。(あくまで予想ですので外れたらゴメンナサイ)
国内キャリア版Xperia 5の価格予想
まず、Xperia 1の国内キャリア版の発売時の一括価格は以下の通り:
ドコモ Xperia 1 SO-02L ドコモ-10万3032円
au Xperia 1 SOV40-11万2320円
ソフトバンク Xperia 1-13万6320円
それぞれから15~20%価格を下げると:
・ドコモ版 Xperia 5の価格:82,425~87,577円
・au版 Xperia 5の価格:89,856~95,472円
・ソフトバンク版 Xperia 5の価格:109,056~115,872円
という事になります。
一方、各キャリアの事実上の割引制度は:
ドコモ「スマホおかえしプログラム」
36回の分割払いで対象機種を購入した場合、24ヶ月目以降にこのプログラムを利用し対象機種を返却すると、次回以降の支払金を不要とする。(最大12ヶ月分)プログラム料は無料。
au「アップグレードプログラムEX」
48回の分割払いで対象機種を購入し、24ヶ月目以降に新しい機種に変更した際に残りの分割支払い金(最大24ヶ月分)が不要となる。指定機種への乗り換えが全体。1か月390円のプログラム料が必要。
ソフトバンク「半額サポート+」
48回の分割払いで対象機種を購入した場合、25ヶ月目以降にこのプログラムを利用し対象機種を返却すると、次回以降の支払金を不要とする。指定機種への乗り換えが全体。(最大24ヶ月分)1か月390円のプログラム料が必要。
要はドコモは2年後に端末を返却することを条件に価格が2/3に、auとソフトバンクは端末の返却および指定機種への乗換えを条件に価格が1/2にということになります。
また、auとソフトバンクはプログラム料が発生するので、「本当の実質価格」を比較するにはこの料金の24か月分(9,360円)を考慮する必要があります。
これらをまとめて比較すると。
一括価格 | 実質価格(プログラム料含めず) | 実質価格(プログラム料9,360円込) | |
ドコモ版‘Xperia | 82,425~87,577円 | 54,950~58,384円 | 54,950~58,384円 |
au版 Xperia 5 | 89,856~95,472円 | 44,928~47,736円 | 54,288~57,096円 |
SB版 Xperia 5 | 109,056~115,872円 | 54,528~57,936円 | 63,888~67,296円 |
あくまで3キャリア版のXperia 5がすべてXperia 1と同じ比率で安くなる、という前提ですが、プログラム料を考慮するとドコモ版とau版の価格差は大きくても1000円ちょっと。
これで2年後の「乗換え縛り」から解放されるのであれば、個人的にはドコモ版が一番「安い」とは思いますが、もちろん通話・通信料金やサービス内容などにもよるので、これは微妙なところではないでしょうか。
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“ギャラクシーノートよりは”安い