ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1。
国内ではドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから展開され、評判は上々。
特にディスプレイの画質についてはポジティブな評価が多く、さすが世界初のOLED4Kディスプレイ、といった感じはします。
ただ、このXperia 1の画面も「完璧」というわけではないようで、発売直後からディスプレイ輝度が他機種と比べると低く、画面が暗い、という報告が複数。
XPERIA 1の問題点は明るさが足りないことかな。xz2 compactと比べてとても暗い。なんで!?!?
— るき (@6HrSHpXyRxq61Yo) July 5, 2019
今日、機種変更してきた
左がXperia XZ1 PREMIUM(今までの)
真ん中がXPERIA 1(新しいの)
右がチョコモナカジャンボ(デザート)
画像が暗いわ pic.twitter.com/nSSys2X4fT
— 啄木鳥くん (@specht_8) June 15, 2019
実際、私自身も画面の暗さが気になることがなんどかありました。(だいぶ慣れてはきましたが)
一方、このXperia 1の最大輝度はphoneArenaなどの測定では600nit近くあり、Xperia XZ3やXZ2シリーズといった過去機種と比較して特に低いというわけではありません。
そのため、この部分についてはしばらく不思議に思っていたのですが、今日その理由が判明しました。
「そんなのとっくに知ってるぞ!」という方にとっては時間の無駄だと思いますが、きっかけはWeibo上にあった以下の投稿。
ご存知の方も多いとは思いますが、Xperia 1の画質設定には「スタンダードモード」と「クリエイターモード」というのがあり、ホーム画面やブラウザ、その他の普通のアプリを使用する時は標準でスタンダードモードとなっています。
一方、映像制作者の意図を忠実に再現した画作りで映画を視聴可能にするのが「クリエイターモード」とのこと。
そして、上の投稿によると、Xperia 1ではスタンダードモードでは画面の最大輝度は330nitしかないとのこと。
一方で、クリエーターモードだと最大輝度625nitとなり、両者の間には倍近い輝度の差があるということに。
また、ちょっと調べてみたところ、この件についてはGSMArenaによるレビューでも追加情報として記載されていました。
つまり、スタンダードモードで画面が表示されている限り、どれだけ画面輝度を主導で上げようが最高輝度は300ニット台。これでは明るい屋外や、他機種と比較して暗く感じるのは当然です。
もちろん、ここまで最大輝度を抑えるというのは発熱を防ぐためやバッテリー消費を抑えるため、という理由があるのだとは思います。
ただ、これから屋外の日光の真下で使うことも多くなりそうなので、一時的にだけでも最大輝度をあげれる機能をつけてくれると嬉しいですね。
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