スマートフォンの永遠のテーマ、バッテリー持ち。
OSやバッテリー容量、スクリーンタイプや解像度、CPUなどなど、スマホの電池持ちに影響を与える要素は様々ですが、今回、Googleがアプリあるいはスマホ画面のテーマカラーがバッテリー持ちへ与える影響について非常に興味深いリサーチ結果を発表した模様です。
以下はRGBディスプレイにおけるバッテリー消費量を比較したもの。
ご覧のようにB(青色)が一番電池消費量が多く、G(緑色)が一番消費量が少ないという結果に。
↓最大輝度のPixelではホワイトが一番バッテリー消費が激しくブラックが一番省エネ、ということに。その差は6倍以上という結果になっています。
そして次はアプリのテーマカラーによるバッテリー消費量を比べたもの↓
たかがキーボードと侮るなかれ。輝度50%での差は大したことありませんが、100%だと約2割もバッテリー消費量に差が出ています。
次はGoogle Map↓
夜間モード(ダークモード)だと最大で3割も電池消費量に違いが出ています。
↓次はYoutubeアプリ
最大輝度だと再生状態で4割以上、ポーズ(一時停止状態)だとなんと倍以上もバッテリー持ちに差がでるという結果に。
つまり、結論としてはアプリあるいはスマホのテーマはできるだけ暗い色を選んだほうがバッテリー持ちが良い、ということ。
一方、これはあくまでOLED搭載の初代Pixelでの話。LCDだと一部では「黒表示=節電」とはならないとも言われているので、Xperia XZ2以前のXperiaシリーズやLCD搭載のミッドレンジ機種などでどうなのかは不明。
ただ、今回の結果はおそらくOLEDディスプレイ搭載の他機種でも同様だと思われるので、使用時の電池持ちを少しでも良くしたい、という方はテーマをできるだけダークに、そして可能であれば各アプリのテーマも同様に暗めの色にした方が良さそうです。Pixel以外の機種でも
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