本日発売となるAsus Zenfone 5z。
意図してのことなのか否か、Huawei P20シリーズと同日発売というなかなか面白いライバル対決となりそうですが、同じZenfone 5シリーズでも下位モデルのZenfone 5 (無印)やZenfone 5Qと迷っている、という人も多いのではないでしょうか。
そんな中、このAsus Zenfone 5zの電池持ちについてちょっと残念な事実が判明したようです。
以下はAsus Zenfone 5シリーズの3モデルすべてを扱うIIJImioの公式ページ上に掲載されていたZenfone 5zのバッテリー駆動時間。
一方、以下はAsus Zenfone 5 (無印)のもの。
そして以下はZenfone 5Qのもの。
ご覧のように連続待受時間を見ていみると、Zenfone 5zの方がZenonfe 5もよりも約100時間、2割以上も電池持ちが悪いことが分かります。
また、連続通話時間は待受時間ほどではないもののそれでも1割以上の差が出ています。
なお、Asusの公式サイト上ではまだ5zのバッテリー駆動時間は公表されていませんが、無印Zenfone 5の方の値はこのIIJImioが掲載しているものとぴったり一致。
よって、5zの公式電池持ちも大きく変わることはないと思います。
ご存知のように、この5zはSDM845搭載、無印5はSDM636搭載でその他はディスプレイサイズから解像度、カメラ、バッテリー容量、外観など、スペックはほとんど同じ。(ストレージは5zが128GB、5が64GBですが)
よって、バッテリー持ちに差が出るとすればCPUの違い、ということになります。
グラフィック負荷の高いゲームなどではやはり両者に性能差が出る分、5zの方がバッテリーの減りが早くなるのは分かります。
ただ、ここでの電池持ちは待受・通話といったおそらく最も低負荷な状態での比較なので、それでこれだけの差がつく、というのはかなり謎。
ひょっとしてSDM636が異常なまでの省エネチップなのかとも思ったのですが、前モデルのZenfone 4と比べて特別良いというわけでもなし。
Zenfone 4の電池持ち↓
うーん、あくまで素人が考える理屈上の話ですが、低負荷状態でこれだけバッテリー持ちに差がつく、ということは普通のブラウジングやちょっとしたゲームなどの通常使用ではさらに差が広がる、ということにもなりかねません。
Asus Zenfone 5zはまだ海外でも通常使用でのバッテリー評価をしているところがないようなので、ちょっとこの結果を見るまでは様子見をした方が良いかもしれません。
コメント
「CPUの違い」って、SoCなんだしGPUとかも違うとおもうけど・・・
Zenfone 5zの方がZenonfe 5よりも約180分連続通話時間が長いけど,,,
5のが待ち受け長くて連続通話短い、5zは待ち受け短くて連続通話が長いって、公式のスペックも確かにそう書いてあるけど、まじで意味わからんね。