ソニーの最新フラッグシップモデル、Xperia XZ1。
ドコモ版やau版のベンチマークが発見されるなど、国内でも「秋モデル」としてリリースされることは確実視されていますが、このXZ1、スペック的にはXperia XZ Premiumを小型化したバージョンと言った感じでこれといった目新しい点はありません。
ただ、バッテリー容量については2700mAhと3230mAhのXZ Premiumからはもちろんのこと、前モデルのXZ/XZsの2900mAhからも大幅減量。
その為、バッテリー持ちについて心配する声は少なくありません。
ただ、今回GSMArenaが行ったバッテリー持ち比較テストを見る限り、その心配はなさそうです。
以下が過去のXperiaフラッグシップ機種との電池持ち比較:
電池持ち評価 | 通話時間 | ウェブブラウジング | 動画再生 | |
Xperia XZ1 | 82h | 20:22h | 9:28h | 11:38h |
Xperia XZ Premium | 72h | 18:54h | 10:04h | 8:04h |
Xperia XZs | 73h | 23:07h | 8:17h | 9:08h |
Xperia XZ | 72h | 23:39h | 9:04h | 8:35h |
Xperia X Performance | 61h | 20:56h | 7:23h | 8:18h |
Xperia Z5 | 48h | 18:11h | 7:40h | 4:05h |
Xperia Z3+ (Z4) | 65h | 16:13h | 11:51h | 7:46h |
Xperia Z3 | 85h | 23:13h | 12:03h | 11:47h |
Xperia Z2 | 89h | 22:13h | 11:32h | 12:16h |
Xperia Z1 | 53h | 26:53h | 5:59h | 6:12h |
Xperia Z | 48h | 16:03h | 6:37h | 5:39h |
総合電池持ち評価では「名機」といわれたXperia Z3以来のレーティングとなっています。
内訳を見るとXZ/XZsやXZ Premium、Z5などと比べて特に動画再生でのバッテリー持ちが優秀なようですね。
XZやXZsと比べて200mAhもバッテリー容量が減っているXZ1ですが、やはりSnapdragon 820よりも15%ほど燃費が向上しているといわれているSnapdragon 835の影響が大きいのでしょうか。
ただ、それだとXperia XZ Premiumの電池持ちももう少しXZ1に近くても良いような気がします。
となるとAndroid 8.0で新搭載されたバックグラウンド機能制限などが省エネに寄与している可能性もありますね。
ちなみにこのGSMArenaのバッテリー持ち評価は結構信頼性が高いようで個人的には十分参考になると思います。
よって、このXperia XZ1、最大の懸念材料と言っても良いバッテリー持ちについてはこれでクリアしたと言えそうです。
それにしてもXZ1でこの電池持ち、ということは同じバッテリー容量で4.7インチ+HDのXperia XZ1 Compactはとんでもない電池持ちモンスターになりそうですね。
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