先日ドコモおよびauの夏モデルとして公式発表されたGalaxy S8 SC-02J/SCV36およびGalaxy S8+ SC-03J/SCV35。
Xperia XZ Premiumに勝るとも劣らない注目度のようですが、このGalaxy S8/S8+のフラッシュメモリ(ストレージ)に関して数週間前にUFS 2.0とUFS 2.1が混在する、という件についてお伝えしました。(詳しくはこちらとこちらをご覧ください)
そして今回、このUFS2.1搭載のGalaxy S8とUFS 2.0搭載のGalaxy S8とで実際にどの程度メモリの処理速度に違いがあるのか、という点をテストした動画が掲載されていました。
左がUFS 2.1搭載のGalaxy S8+で右がUFS 2.0搭載のGalaxy S8。
書き込み・読み込みやランダム・シーケンシャルなど処理にもよりますが、平均で3割前後はUFS2.1搭載版のGalaxy S8+の方が処理速度が速くなっています。
ただ、理論上はUFS2.0とUFS2.1は処理速度には違いはないと言われています。
一方、XDAのユーザーによるとUFS2.1メモリにはサムスン製と東芝製のものがあり、UFS2.0メモリは東芝製という情報もあります。
よって、この違いはUFS2.0/2.1というメモリ規格の違いによるものではなく、メーカーの違いによるものといった方が正しいのかもしれません。
いずれにせよ、このGalaxy S8には数値上はメモリによって性能にかなり大きな違いがあることは事実の模様ですね。
ちなみに、以前の記事ではユーザー報告からスナドラ835搭載のGalaxy S8はすべてUFS 2.0である可能性が高いとお伝えしましたが、これはどうやら違う模様。
その後のアンケート結果を見る限り、S835搭載S8にもかなりの数のUFS2.1搭載個体もあるようです。
よって、S835搭載のドコモ版とau版の国内版Galaxy S8/S8+に関しては:
Galaxy S8+→すべてUFS 2.1
Galaxy S8→UFS2.0とUFS2.1が混在の可能性大
というパターンだと思われます(それでも100%ではないのであしからず)。
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