BCNが2017年第3四半期(7月~10月)におけるAndroid OS搭載スマートフォンの国内販売台数シェアを発表していました。
ご覧のようにシャープ、つまりAQUOSシリーズのスマートフォンが19.1%とトップでソニーのXperiaは1.2%の差で2位に。
過去の正確なデータを参照したわけではありませんが、ここ数年、XperiaスマートフォンのAndroid市場でのシェアは常にトップ、少なくとも国内シェアでAQUOSに負けたことというのはほとんどなかったように思います。
よって、一時的なものかもしれませんがXperiaが首位陥落、というのは個人的にはこれは結構なビックニュースです。
また興味深いのがHuaweiスマートフォンが15.8%とXperiaやAQUOSにかなり迫ってきているという点で、SIMフリー市場で圧倒的なシェアを獲得していることが伺えます。
ちなみに以下は別の調査以外者、ICDによる2018年第2四半期と第3四半期の出荷台数ベースでのシェア。
こちらでは第3四半期でもXperiaが若干AQUOSを抑えていますが、第2→第3四半期でAQUOSシェアが大きく伸び、Xperiaがシェアを大きく落としているのが分かります。
第3四半期と言えば夏モデル商戦真っ盛りの時期。
ソニーモバイルもXperia XZ Premiumを投入してかなり人気が出たはずですが、同機種がどこも独占だったのに対し、AQUOS Rは3キャリアから発売されていました。
また、ソース記事によるとAQUOSのシェア拡大の要因はAQUOS Rの人気とのことですが、単にそれだけでなく、シャープはここ最近特にSIMフリーモデルにも注力しているようなので、ここで差が出たのかもしれません。
また、最新Adnroid OSアップデートの提供もXperiaやGalaxyより早いというケースもでてきています。
Foxconn傘下となったシャープは来年以降ヨーロッパ市場にも本格参入するようですし、結構来年あたり海外でも大躍進する可能性もありますね。
コメント
BCNランキングは量販店メインでキャリアショップは集計対象外だから、実際のシェアと一致しない可能性もあるよ。