iOS 10.2.1へアップデートしたiPhoneで大量発生している画面の輝度不具合。
具体的には、使用しているとバッテリー残量が十分あるのにも関わらずディスプレイ輝度が勝手に下がり、画面が暗くなるという問題。
この問題については先日もお伝えしましたが、この症状の発生条件の詳細および応急対処法が見つかったようです。
iまず、画面が暗くなる際の発生条件として:
バッテリ残量74%→輝度70%程度
バッテリー残量49%→輝度50%程度
というパターンのようです。
つまり、バッテリー残量がこの画面が暗くなる事象の発生条件であることは確実なようですが、現時点ではこれが不具合・バグなのか、iOS 10.2.1で新搭載された機能・仕様なのかは不明です。
ただ、バッテリー残量10%前後で画面が暗くなるのならともかく、70%以上の残量があるのに「強制的」に画面が暗くなるというのはやはり変。
仮に仕様だとしても、この機能を使用しないオプションは搭載されるべき。そういった意味で不具合ではなくともOSのデザイン欠陥であることは間違いないと思います。
なお、現在のところこの「強制輝度低下」を完全に防ぐ改善方法はないようですが、一時的な回避策はある模様。
方法は:
・「設定」→「画面表示と明るさ」→「明るさの自動調整」がオフ、輝度スケールが最大であることを確認
・「設定」→「画面表示と明るさ」→一番下までスクロールして「表示」をタップ
・「拡大」を選択して右上の「設定」タップ
・画面が暗くなりソフトリセット?が行われます
・全体の表示が「拡大」されたことを確認したら、同じ手順で「標準」に戻す
とりあえず、この方法で一時的には画面の輝度が設定通り(最大)に戻ります。
ただ、上記のバッテリー残量の閾値に到達すると、また画面は暗くなってしまうので、これはあくまで一時的な応急処置方法でしかありません。
この問題、かなり不便・不満に思っているユーザーも多いようなので、できるだけ迅速な改善に期待したいところです。
コメント
この症状、iPhone6の頃から発生してました。