
中国のvivoが先日発表したSnapdragon 870新型ゲーミングスマートフォン、vivo iQOO Neo5。
約4万円で準ハイエンドの性能を備えた「廉価版ゲーミングスマホ」という位置づけですが、中国以外でのリリース予定が現時点では明らかにされていないためか、海外でもそれほど話題になっていません。
一方、この新型ゲーム用スマホには興味深い「世界初」性能が備わっているようです。

公式サイト上からの情報によると、vivo iQOO Neo5この廉価ゲーミングスマホ、vivo iQOO Neo5は300Hzのタッチレポートレート、そして1000Hzタッチサンプリングレートに対応しているとのこと。
タッチサンプリングレートは簡単に言うとタッチパネルが1秒間にタッチに反応する回数を示したもの。
よって、タッチサンプリングレート1000Hzというと、理論上は1秒間に1000回のタッチに反応する、ということになります。
もちろん実使用でそのような高速連打は不可能ですが、タッチに1/1000秒単位で反応するという事はそれだけタッチパネルの感度が向上する、ということに。

私の知っている限り、これまでのモデルで最高のタッチサンプリングレートを持つのはASUSの最新ゲーミングスマホ、ASUS ROG Phone 5の300Hzが最高だったはずで、1000Hzはおそらく世界初、という事になると思います。
ゲーム音痴の私にはこれが実際のパフォーマンスにどの程度の差が出るのかは不明ですが、プロレベルのゲーマーには重要な要素なのかもしれません。
vivoは日本未上陸ですが、ここ数年で中国以外でも知名度が高まっている、という印象です。
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