
Googleの最新OS、と言えばAndroid 11。
すでにGalaxy S20シリーズ、Note 20シリーズ、そして今週からはS10シリーズにもアップデートの提供が開始されたようで、Xperiaもすでに海外版のXperia 1 IIには提供済みとなっています。
一方、一部ではハイエンドモデルでもAndroid 11どころかAndroid 10アップデートすら提供されていない機種が存在するようです。
SD845搭載で「唯一」のAndroid 10アプデ対象外に?
これは台湾のASUS公式フォラム上からの情報。

ユーザーがASUS ROG Phone (初代)へのAndroid 10アップデート予定を尋ねたところ、サポートスタッフが「ZS600KL(ASUS ROG Phoneの型番)にはAndroid 10アップデートが提供されないことが確認されました」と回答しています。
ASUS ROG PhoneはSnapdragon 845搭載で2018年のモデルで、すでにAndroid 8→9の一度のアップデートは提供されています。
Xperiaの世代ではXperia XZ2シリーズやXZ3、GalaxyではGalaxy S9シリーズに相当するモデルで、これらのモデルにはすでにAndroid 10アップデートは提供済み。
というか、SD845搭載でAndroid 10アップデート未提供の機種はほとんどないと思われます。
Snapdragon 800番台搭載でOSアップデートが1度だけ、というのはどういうことでしょう?
スナドラ800番台でアプデ1度は前代未聞?
過去にはXperia XZ1シリーズでOSアップデートが1度だけ、という事がありました。
ただ、これは同機種が当時最新だったAndroid 8を搭載してリリースされたためで、最終の搭載OSという意味では同じチップを搭載した他モデルと同じでした(Android 9)。
そしてこれ以外で、過去数年に国内でリリースされたSnapdragon 800番台チップを搭載したハイエンドモデルの中でOSアップデートが1回だけだったモデル、というのはなかったように思います。(間違っていたらゴメンナサイ)
また、不思議なのは同じSD845を搭載したASUS Zenfone 5zについてはAndroid 10アップデート対象ですでに提供済みとなっている点で、同じメーカーの同一チップ搭載機種でどうしてこういった差ができるのかが気になるところです。
いずれにせよ、ハイエンドなのにOSアップデートサポートが貧弱、というのはその他のROG Phone全体の評判を落としかねない問題のような気がします。
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