iPhone 11はSIMフリーとキャリア版、どちらが得なのか?ワイモバイルとの機種+使用料合計比較

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先日正式発表された2019年版の最新iPhone、iPhone 11シリーズ。

下位モデルから上位モデルまで、前シリーズのiPhone XR/XS/SX Maxよりもすべてのストレージオプションで価格が安くなっており、そういった意味では魅力的な世代のiPhoneとも言えそうです。

一方、このiPhone 11シリーズは今のところキャリア版で価格が判明しているのはソフトバンク版のみで、ドコモ版およびau版の価格発表は早くても数日後になりそうな気配。

そして唯一価格が判明しているソフトバンク版iPhone 11を見た個人的な第一印象は「高いじゃん」といった感じ。

半額サポートなどを使えばもちろん実質価格はAppleストアのSIMフリー版よりも安いですが、それも2年後の乗り換えが前提で実質的な縛り。

つまり割高な月々の通話・データ通信プランに事実上バンドルされるわけで、これを考慮すると本当に安いのかは微妙。

という訳で今回はiPhone 11シリーズのなかでも最も安価なiPhone 11 64GB版をSIMフリーで購入した場合、およびソフトバンクで購入した場合を利用料金も含めて比較したいと思います。

ここで比較対象とするのはソフトバンクと通信速度が同じと言われているY!モバイルを使用した場合。

具体的にはソフトバンクでキャリア版を買って2年間運用した場合とSIMフリーで購入してY!モバイルで2年間運用した場合の比較、ということ。

もちろん他にも安い格安スマホ/MVNOは多数ありますが、それだと通信速度などが遅いといった問題があるのでサービスのクオリティーという意味で同じ土俵では語れない部分があります。

iPhone 11は通信料金も含めるとSIMフリーが安いのか、キャリア版が安いのか?

細かい計算は見なくていい、という方は最後のまとめをご覧ください。

まずは本体の価格比較
(価格はすべて税込み)

・iPhone 11 64GB SIMフリー版:80,784円

・iPhone 11 64GB SB版の一括価格:89,280円

・iPhone 11 64GB SB版で半額サポート+適用時:44,640円

つまり機種代金だけでみれば、80784-44640=36,144
36,144円、SB版の方が得ということになります。

ただ、ご存知のようにソフトバンクの(他キャリアも同様ですが)月々サービス使用料はY!モバイルと比べると割高で、これを考慮すると:

ここでは固定通信サービスとセットによる割引や家族割、オプション加入などは考慮せず、単純にの月々のデータ料金だけを比べます。

Y!モバイル新プラン vs ソフトバンク新プランでの月料金比較

Y!モバイルのスマホベーシックプランS(3GB)の月料金:2,680円

Y!モバイルのスマホベーシックプランM(9GB)の月料金:3,680円

ソフトバンクのミニモンスター(~2GB)の月料金:1年目4,980円、2年目5,980

ソフトバンクのミニモンスター(~5GB)の月料金:1年目6,480円、2年目6,480円

Y!モバイル新プラン vs ソフトバンク新プランでの2年間合計料金比較

Y!モバイルのスマホベーシックプランS(3GB)の2年間合計料金:64,320円

Y!モバイルのスマホベーシックプランM(9GB)の2年間合計料金:88,320円

ソフトバンクのミニモンスター(~2GB)の2年間合計料金:131,520円

ソフトバンクのミニモンスター(~5GB)の2年間合計料金:167,5200円

iPhone 11の本体価格+2年間の利用料金合計比較

・SIMフリー版 iPhone 11+Y!モバイルのスマホベーシックプランS(3GB)の2年間合計料金:80,784円+64,320円=145,104円

・SIMフリー版 iPhone 11+Y!モバイルのスマホベーシックプランS(9GB)の2年間合計料金:80,784円+88,320円=169,104円

・SB版 iPhone 11+ソフトバンクのミニモンスター(~2GB)の2年間合計料金:44,640円+131,520円=176,160円

・SB版 iPhone 11+ソフトバンクのミニモンスター(~5GB)の2年間合計料金:44,640円+131,520円=212,160円

まとめ

・月のデータ使用両が少なめ(2~3GB)ならばSIMフリー版iPhone 11でY!モバイル運用をした方がソフトバンク版購入よりも2年間で3万円強オトク

・月のデータ使用両が少なめ(5~)ならばSIMフリー版iPhone 11でY!モバイル運用をした方がソフトバンク版購入よりも2年間で約4.3万円強オトク

どうしてもソフトバンクのサービスでなければイヤだ!というケースでない限り、少なくともiPhone 11に関しては確実にSIMフリー機種を購入してY!モバイルで使用の方がお得、ということです。

だだし!

但し、この例は最廉価版のiPhone 11 64GBモデルの話。

このソフトバンクの半額サポートは高額になるほど割引額は大きくなり、それに反比例してSIMフリー+ワイモバ運用のオトク度は低下します。。

例えば、iPhone 11シリーズの最上位機種、iPhone 11 Pro Max 512GBモデルはソフトバンク版の一括価格が187,680円、半額サポート適用後の実質価格は93,840円。

一方のSIMフリー版の同モデルの価格は170,424円なので、両者の価格差は76,584円ということに。

よってこの場合はSIMフリー+ワイモバ運用よりもソフトバンク版を購入した方が2年間合計でも3~4万円お得、ということになります。

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著者プロフィール

sumahoinfo.comの管理人、編集者、そしてライターRyoです。
専門知識はありませんが、広く、浅く、読者の方にとって役立つ、そして時にはエキサイティングなスマートフォン関連情報をご提供できるように心がけています。
XperiaからiPhoneまで、数々のスマホを使っていましたが、最近は現在はミッドレンジスマホを中心にメイン機にしています。

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