新型Xperia、と言えばドコモなどの夏モデルとしてリリース予定のXperia 1。次期Xperiaと言えば、”Xperia 2”こと、すでレンダリング画像がリーク済みのトリプルカメラ搭載のXperia 1より若干小型のモデル。
しかしどうやらソニーモバイルはこれ以外にもかなり興味深い新型モデルを開発しているようです。
I heard #Sony is working on a new #Xperia Smartphone featuring a total of six lenses on it's rear as well as two cameras on the front.
The device is still in development which means that specs and further things are still unknown.
!CONCEPT BASED ON IMAGINATION! pic.twitter.com/mJ83LSNzAc
— Max J. (@Samsung_News_) June 10, 2019
これによると、現在ソニーは新型Xperiaとして背面に6つのカメラ(クアッドカメラ)を、前面に2つのカメラ(デュアルカメラ)、を搭載したモデルを開発中、とのこと。
ご存知のように既存機種ではHuawei P30 ProやGalaxy A90など、背面にクアッドカメラを搭載した機種がいまのところの最多。
ヘキサカメラ(6カメラ)どころかペンタカメラ(5カメラ)を搭載した機種すらもまだ存在しないはず。
また、背面の6つのカメラに加えて前面もデュアル、合計8つもカメラレンズが搭載された機種、というのはクレイジーなレベルではないでしょうか。
ちなみに今回の情報のソースはカメラサムスン/Galaxy関連のリーク情報の正確性では定評のある人物とのことなので、少なくとも根も葉もない噂、というわけでもなさそう。
ソニーは今年初めに新型ToFセンサーのプロモ動画を公開しており、次期Xperiaにこれが搭載される、という噂は以前よりありました。
背面4カメラ、前面2カメラ、というとそれぞれ前後に1つずつToFセンサーを搭載、という可能性もありそうです。
ちなみにXperia 1のカメラは今のところαチームとの共同開発が功を奏したのか、かなり評判は良好、といった感じ。
つい最近までシングルカメラにこだわっていたソニーがXperia 1を足掛かりに、そしてこの前後合計6カメラ搭載のXperiaで攻めの姿勢になった、というのは実際の性能は置いておいてもなかなか評価できる方向性ではないでしょうか。
追記:コメント欄でいただいたご指摘により、カメラの数についての記述を一部訂正しました。ご指摘、ありがとうございます。
コメント
このツイートの内容を見るにメインカメラが6眼 ヘキサカメラで、セルフィーカメラがデュアルカメラと記載されているように読めます。
NokiaのPureview9がペンタカメラを搭載していますよ。
Nokia pure viewが5カメラだったような。
5つのカメラのスマホありますよ。
nokiaから。
ノキアが出してますよ
Nokia 9 PureView
言おうと思ったら既に言われてたw
5眼カメラですよね
いい加減、無知なら余計なコメント書かずに
リーク情報だけ載せておけばいいのに。
知らない人にウソ流してる、
って感覚はないのか?
今まで保守的だったソニーが
ここまで尖ったモデルを
実際に発売するかな?
中国ならまだしも、日本の市場
でこんなの求めてるようにも
思えない
そんだけスペース取れんなら4つ分の所に大きなセンサーにしたカメラ1つにすればいいのに
センサーとの距離が取れないですよ。
薄型化とこの距離とのバランスが進化途中なんですよ。
4カメラはGalaxy A9 star Proですよ
5眼カメラスマホならNokiaがもう出してますよ…
次期というよりは、単なる試作機だと思う。
メーカー内では世に出ることの無い試作機なんて、山のように作ってるからね。
複眼化させたい気持ちはわかるのだが
ビジュアル的に気持ち悪いのが難点
背面に6つのカメラを付けていたとしたらクアッドカメラではなくヘキサカメラでしょうね
さて、4つの小さなセンサの代わりに大きなセンサという話が出ているので、なぜそうした進化が起きないのか、ちょっと書かせてもらいます
スマホのカメラが大きなセンサを搭載するのを妨げているのはレンズの面積が限られているからではありません
レンズとセンサとの間の距離に起因しています
薄型化が進んでいる現代のスマホではレンズとセンサの距離はほんのわずかです
その距離が短すぎるので、スマホのカメラは小さなセンサしか搭載できないのです
この問題はレンズにもっと屈折率の大きな材料を用いることで緩和できるのですが、屈折率というのは物質に固有なもので都合よく変化させることはできません
そのため、より大きなセンサを載せれば画質が向上することが分かっているのに、どのメーカーも実行に移せないのです
一方でデジタルカメラでは、本体がスマホよりちょっと分厚い程度なのにずっと大きなセンサを搭載しているものがあります
それはレンズが本体からせり出してくる機構によって成り立っています
この仕組みのおかげでレンズとセンサの距離を充分にとることができるので大きなセンサを搭載できるのです
こうした仕組みのレンズを沈胴式レンズといいます
同じことをスマホで実現しようとしたら防水とか耐久性とかそういった面で不安があるからできないんですね
このような理由のために、スマホのカメラは小さなセンサを最大限活用する方法を模索しています
多眼のカメラはその回答の一つ、ということなんです
解説ありがとう
ひとつ勉強になった
16眼カメラのLightとソニーが提携。
スマホの複数カメラ開発を推進
↑これに関連した話かも。