ソニーモバイルがMWC2019で正式リリース発表をした新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1。
ドコモなどから夏モデルとして発売されることが期待されていますが、最大の特徴としてはなんと言ってもそのディスプレイ。
6.5インチで21:9の超縦長スクリーンは前評判としては良悪が入り混じっているという印象ですが、開発者談話などの記事を見ている限り、この21:9採用の背景には映画などの21:9コンテンツに合わせた、ということがあるようです。
そして今回、このXperia 1の21:9コンテンツへのこだわりが見えるディスプレイ周りの非常にマイナーな”工夫”が発見された模様です。
これ、公式フォラム上のユーザーが気づいたもので、まずは以下の画像を比較。
一見、ただの動画再生中の一場面ですが、注目スべきは四隅。
ご覧のように、上の画像では端末のコーナー部分が丸まっているのに対し、下の画像ではベゼルぎりぎりまで画像が映っており、角ばった画面となっています。
つまり、これを見る限りXperia 1のスクリーン四隅の丸みはソフト的に黒く塗りつぶされている、ということ。
これ、非常に小さなことですが、なかなか興味深いですね。
ディスプレイの四隅が丸みを帯びているのはXperia XZ3も同様ですが、これはXperiaに限ったことではありません。
最近の”流行り”なのか、特にベゼルレス化が進むとともにこういったディスプレイのコーナー部分が丸くなっている機種が増えたという印象で、これについてネガティブな評価をしているユーザーも多いのは事実。
一方、Xperia 1ではおそらく21:9で提供されている映画コンテンツなどを写すときは四隅の丸み部分を消してできる限り画像を大きく映すということではないかと思います。
ちなみに下の方の画像は映画「ジュマンジ」の再生シーンですが、同映画はソニー・ピクチャーズエンタテインメントが配給しているはず。
ひょっとすると、ソニー関連のコンテンツだけにこういった工夫をしているのかもしれません。
コメント
構造的にコーナーは丸まっている”Xperia 1″もソフト的にではなく。
この端末は横持ちで”21:9″だが、映画等のシネマスコープは”21.51:9″、よって”3840dpi”を限界まで表示横持ちした場合、黒帯が”6.5inch”なので横持ち時に上下合わせて”1.48mm”できる。
これは当てはまっています上記のイメージピクチャーに丁度。
供給元がコーナーの丸まったOLEDパネルしか供給できないのでこの”3840×1644″の画素数に成ったと考えられる(16:9&9:16の画面を表示するためでもある)。
私は妥当な判断だと考えました。
ありがとうございました。
恐らくそうですね。
シネマワイドは縦横比が多少変わりますが、基本的には2.35:1ですからね。
映像再生時にベゼルが出来てしまいますが、それが四隅の角丸を回避できる事と本体サイズ考えれば21:9はかなり良い判断だったと思います。
視聴体験に重きを置くというのであれば、
約22:9(例4020×1644)にして、
映画再生時は横3840に、
サイドに黒帯あり・上下に黒帯なし
のほうが理にかなってると思うのですが、
21:9のほうが良いものなのでしょうか?
本体の長さはより長くなりますが、
画像を見るかぎり、
上下の黒帯が視聴体験を損ねていると感じます。