新型Xperiaと言えば、先日、Xperia XZ3/XZ2sとみられるフラッグシップ機種の存在が初めて確認されたという件についてお伝えしました。
また、ソニーモバイルは次世代5G通信対応機種の開発にも相当力を注いでいることが明言されており、おそらくXperia XZ4でこれが実現されることはほぼ確実。
でも、ソニーが次期以降のXperia開発においてソニーが重要視しているのは5G通信だけではない模様。
今回Xperia XZ2のバッテリー周りについてのいわゆる「開発者インタビュー」でこの中に次期Xperiaの向かう方向性についての非常に興味深い発言がありました。
What does the future hold for Xperia smartphone batteries? Will it one day be possible to create a smartphone battery that lasts for a week?
Haruki-san:
That’s our aim, to make the longest battery life possible. Every day we are studying the handsets and exploring new ways to make our smartphones even more efficient.
要は、今後のXperiaについて「1週間持つバッテリーの登場はありえますか?」という質問に対し「それが私達の狙っていることです」との回答。
具体的な時期が示されているわけではないので、これが8月末に発表されるであろう次期モデルのXperia XZ3あるいはXperia XZ2sで実現される可能性は低いと思います。
が、ソニーモバイルがXperiaのバッテリー持ち向上を今後の開発の焦点にそえていることは事実。
その次の5G対応といわれるXperia XZ4世代のモデルでは実現される可能性は十分にあると思います。
まったく使用していない状態(常時スリープ)で1週間くらい持つ場合、機種というのはあると思いますが、当然これは実使用に即したバッテリー持ちとは言えません。
でも日常的に使用してバッテリー持ち1週間、これはまさにユーザーがもっともスマホに期待していることの一つではないでしょうか。
また、さらに興味深いのは:
What are you working on next?
Haruki-san:
Since power saving gives freedom to designs and functions, we are looking to make the lowest-power usage handset.
次期Xperiaにおいて現在取り組んでいることは?という質問に対し、「省電力はデザインと機能に自由度を与えるので、最低電力使用量の端末の開発を目指しています。」とのこと。
これは省電力→バッテリー容量・サイズを小型化→バッテリーの物理的サイズの制約を受けないデザインが可能、という意味だと思います。
でも、逆に捉えれば現在のXperiaはバッテリーサイズの制約により理想のデザインができていない、ともとれます。
具体的にどういった外観部分が制約を受けているのかは不明ですが、今回の発言からは今後、さらなる省電力化が進むことで結果的にデザインがより洗練されることが期待できそうです。
コメント
半年後のインタビュー予想
頑張りましたが、半年前と同じような端末しか作れませんでした。
最近のスマホは結局安めの外部バッテリー追加で買って繋げることになるんだから最低限データが維持できたりするレベルのバッテリーで充分だと思う。
端末機が5万位、それで、バッテリーが1週間持ったら最高ですけど‼️
今の機種ってどこも全く使わなければ半月は持ちますよ。
当然使えばどんなに大容量を積んでいたり省電力に特化したものでも、3日どころか1日半が限界ですし。
バッテリー持ちを考えるのもいいけど、発熱温度が低い機種を作って欲しいわ
1週間も持つような奴を本気で作ろうとは思ってないだろ
一回の充電で1週間持つのなら年間充電回数は最低でも僅か52回
普通のバッテリーは凡そ500~800回の充電で劣化すると言われてるが、これでは10年間使い続けないと劣化しない事になる。
抑々通常2年で買い替えさせるのが目的で、わざとメーカーがバッテリー容量を少量にしてるんだとすればこれは到底あり得ない話だな。