Xperia XZ3は初の5.9インチWQHDディスプレイ搭載？GFXベンチマーク上のスペックが発見か。

8月末のIFAでの発表が期待されているXperia XZ3。

この新型Xperia(多分”Akatsuki”)のものと思われるベンチマークサイトからのスペックのスクリーンショットが発見された模様です。

これはXperiaBlogのコメント欄に投稿されていたもので、GFXベンチのスクリーンショットだと思われます。

ただ、GFXのサイト自体で情報が確認できていないという点、また、最近この手のフェイク情報が非常に多いという点からして、現時点では信憑性はかなり低いものとして扱ったほうが良いとは思います。

一方、本物だと仮定して見てみると非常に興味深いスペック情報。

まず、”Xperia”とはどこにも書かれていませんが、型番パターン及びOSバージョン下の”Android Sony Edition”という点からして未発表の新型Xperiaである可能性が極めて高そう。

搭載OSのAndroidバージョンはAndroid 9.0となっていますが、まあ、9月以降に発売されるのであれば昨年のXZ1同様にあるいみこれは当然かも知れません。

それよりも注目すべきはディスプレイの仕様。2880x1440pのWQHD。これはGalaxy S9やHTC U12+などと同じ解像度ですがXperiaとしては初めて。

というか、以前、SONYは2K(WQHD)ディスプレイを搭載したXperia搭載の予定はない、という記事を見かけましたが、まあ、イヤフォンジャック廃止然り、予定が変更になったのでしょうか。

さらにディスプレイサイズは5.9インチとXZ2の5.7インチどころかXZ2 Premiumの5.8インチよりも大きくなっています。

GFXベンチ上のスクリーンサイズは0.1インチ程度の誤差がでることはよくありますが、0.2インチ以上ずれるというケースは過去にはなかったと思います。

よって、この情報が本物ならば”XZ3”のディスプレイサイズはXZ2よりも最低でも0.1インチ、最大で0.2～0.3インチ大きくなる、ということになります。

また、このH8416の機種名が本当にXperia XZ3になるかは別として、以前のこのAkatsukiがドコモ、au、ソフトバンクの３キャリアからリリース予定という点からして同機種はメインストリーム・ハイエンドになることはほぼ確実。

となると、全体のボディーサイズはXZ2から大きくは変わらないはずなので、上下サイズが変わらずスクリーン拡大、ということはかなりベゼルが細くなる可能性が高いと思われます。

なお、CPUはGPUから判断するにSnapdragon 845で間違いないでしょう。

メモリは6GB RAMでストレージは128GBとこれまたXperiaとしては初、ということになります。

一方、メインカメラは”19MP”とあるだけで、噂されているデュアルカメラ搭載を示唆する情報は記載されていません。

ただ、GFXベンチのスペック情報ではデュアルカメラの他機種でも解像度が一つしか表示されない、ということはしょっちゅうあります。（Galaxy S9シリーズも）

よって、もし今回の情報が”本物”であったとしてもこの新型Xperiaがシングルカメラ仕様ということにはならないと思います。

今までの情報ではこのXperia XZ3(あるいはXZ2s)こと次期フラッグシップXperiaはXZ2からのマイナーアップグレード版になる、とのことでした。

が、今回のスペック見る限り、CPUこそ据え置きですがディスプレイ周りの仕様をはじめとして、もし事実なら十分メジャーなアップグレード版になるような気がします。