先日ソフトバンク版のXperia XZ2が発表された際にお伝えした国内版XZ2でのみバッテリー容量が少ない可能性がある、という件。
どうやらこれはau版でも同様で、さらにXperia XZ2 Premiumでも海外版と異なるバッテリー容量表記がされていることが明らかになりました。
以下はソニーモバイル公式サイト上のXperia XZ2 Premium SOV38のスペック表↓
以下はソニーモバイルのグローバルサイトからのもの↓
au版のほうがグローバル版よりも140mAhバッテリー容量が少なくなっています。
XZ2の例からするとこれはおそらく明日発表のドコモ版XZ2 Premium SO-05Kでも同じはず。
これ、Xperia XZ2の件でも可能性として挙げましたが、ひょっとすると単純な表記方法の違いなのかもしれません。
というのも同様のケースは2年前のXperia X Performanceでも確認されており、この際はすまほんさんがソニーに直接確認:
国際版も国内版も、物としては2700mAh。しかし国際版も国内版もフルの容量を全て使っているわけではなく、あくまで2570mAhまで充電できる仕様にしているとのこと。海外では、単純にデバイスのスペック表記をするので、表記は2700mAh。これに対し、国内においては実利用に基づいた表記にしなければならないため、表記は2570mAh
という説明でした。
よって、今回も同じ理由でバッテリーは同じものを搭載、という可能性も十分にあります。
ただ、それだと一点不可解な点が。
というのもX Performance以降のXperia XZ、XZs、XZ Premium、XZ1などではすべて国内版と海外版のバッテリー容量表記は同じ。
何らかの理由で今回のXZ2シリーズから表記を戻したという可能性もありますが、そうでなければやはり国内キャリア版だけがバッテリー容量が少ないということになります。
この件、ちょっと気になるので明日にでもソニーモバイルに問い合わせて見ようと思います。
追記:読者さんのコメント欄での指摘で気づいたのですが(ありがとうございます!)、このau版XZ2 Premiumは重量も海外版より若干軽くなっていることが判明しました。
au版↓
グローバル版↓
まだ「暫定値」とあるので今後変更される可能性もありますが、物理的に重さが違うとなるとバッテリーサイズの違いが理由、ということも考えられますね。
コメント
よく見ると、本体の質量も若干、軽くなっていますね。暫定値なので仕方ないかもしれませんが、これは一体…
以前に見た記事ではキャリアではそれぞれ測定し直した実測値を掲載してたはず.
だからグローバル版の重さとは微妙に違うはず.また,三社それぞれでも重さの表記に違いが出ていた.
先日の120mAhダウンより少し多い140mAhの差ですね。
でも、2018年現在でも限定的な4K表示をオフにすれば充分といった所じゃないでしょうか?
XZPよりもCPU、バッテリー、スペックは向上しているようですし。