先日発売されたAsusのフラッグっシップモデル、「Asus Zenfone 2」。
今のところ、これといった致命的な不具合もないようで、出だしの評価は上々といったところのようですね。
ただ、一部のユーザーからは挙がっているトラブル報告として、端末の「操作できない」、「反応しない」といった報告が挙がっています。
特に初回起動時に多いようで、具体的には「ようこそ」の初期設定画面で画面が緑色で縁どりされ、タップやスワイプなの、通常の操作で端末が動作しないという症状。
この症状、初期不良を疑ってしまうユーザーが多いようですが、原因は「Talkback」という機能が勝手にオンになっていることが原因の模様です。
この「Talkback」は目の不自由な視覚障害が端末を操作できるよう支援するユーザー補助サービスなのですが、これがオンになっていると、端末の操作に特殊なジェスチャーが必要になり、通常の操作ジェスチャーだと端末が反応しなくなります。
要は[設定] > [ユーザー補助] >[TalkBack] を選択し、TalkBackのスイッチをオンの位置までスライドしてオフにすれば問題は解決するのですが、厄介なのはこの機能がオンになっていると端末が通常の操作を受け付けないという点。
ただ、基本的には「スワイプは2本指」で、「タップはダブルタップ」ということさえ覚えておけば、なんとか設定を戻せるようです。
ちなみに、Talkback機能が有効になっている時の基本操作についてはこちらに詳しく説明があるので、ご参照ください。
なぜ一部端末のみでこの機能がデフォルトでONになっているのかは不明ですが、Android 4.1 以降が動作する端末ではセットアップ画面で2 本の指で長押しするとTalkBack が有効になるようなので、どこかでこの動作が行われてしまっているのかもしれませんね。
まあ、理由がなんにせよ、少なくとも不具合ではないので、同様の症状がでた場合は慌てず対処しましょう。
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