1月にFCC認証を通過したXperia XZ Premiumの後継機とされる5.7インチのXperia。
Xperia XZ ProやXZ2 Pro、XZ1 Premiumなどなど、機種名についてはまだ確実な情報はありません。
一方、先日このモデルのFCC認証がソニーモバ側の「デザイン変更」を理由にした要請により取り消された、という件についてお伝えし、そのためリリース自体が遅れる可能性もでていました。
しかし今回、この認証を一度は取り消された5.7インチの通称Xperia XZ ProがFCC認証を「再通過」していたことが判明しました。
今回の情報では端末のサイズなどの情報は閲覧できなようになっていますが、IDのPY7-00718VとPY7-21831AはID以外同一機種なので、変更はないと思われます。
なお、先日PY7-00718Vの認証取り消しのリクエストが提出されたのが2月8日。
一方、上記のように今回の認証のための申込日は2月15日となっているので、一度取り消された認証の再取得とみて間違いないと思います。
また、新しいテストレポートの「発行日」も認証の取り消し要請日よりも後になっています。
一方、先日認証取り消しが確認された直後には「デザイン変更」の内容がイヤフォンジャックの廃止の廃止、つまりイヤフォンジャックはやはり搭載され、そのための「変更」という情報も出ていました。
しかし、今回の以下の情報を見る限り、これはガセネタだった模様。
これはキャンセル前の認証ドキュメント上であのUSBからイヤフォンジャックへの枝分かれ部分のイラストが確認されたものと同じ種類のテストレポートの一部抜粋。
これによると新たなFCC IDのPY7-00718V(現行)とPY7-21831A(旧ID)では電子的に同一であり、変更はないとのことで、そのため、新たな資料は作成されていません。
つまり結局この5.7インチのXperiaにいわゆる外見的な変更は加えられておらず、少なくとも3.5mmイヤフォンジャックは非搭載のままである確証ということになります。
さらに以下では変更前と後の違いについても説明しています↓
要は両者の違いはLTEバンドとWiFiのアンテナ周りの電波強度・掴みのみ、とのこと。
つまり、先日のRoland Quandt氏からの外見に変更はなし、変更は電波周りのみという情報が正しかったということになります。
なお、先日はこの認証キャンセルによりリリースが遅れる可能性があるとお伝えしましたが、今回の認証再通過、そして少なくともイヤフォンジャックなどのデザイン的な変更が無いという点からして、予定通りMWC 2018で発表されそうですね。
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