Xperiaなどで突然のバッテリー異常消費・発熱が大量発生。原因はFacebookとメッセンジャーの暴走か

スポンサーリンク
スポンサーリンク

201701101014

昨晩くらいからでしょうか。

XperiaなどのAndroidユーザーよりスマホのバッテリーの減りが異常に早くなり、また異常なレベルの発熱をしているという報告が大量に上がっています。

バッテリーの減りが早いだけならば冬によくあるバッテリーの電圧低下が原因かな、と思ったのですが、発熱を伴うとのことでちょっと調べてみた所、どうやら原因はFacebookアプリおよびFacebookメッセンジャーが暴走していることが原因の模様。

Xperia XZやXperia X Perfromance、Z5のユーザーからの報告が目立ちますが、おそらくこれは単にユーザー数が多いからだと思われ、海外でも他機種に渡って同様の報告が挙がっています。

ただ、こういった場合でもFacebook関係アプリが上位にある場合はこれが根本的な原因であると思ったほうが良さそうです。

また、特徴としてはスリープ中にバッテリーを消費しているという点で、最近の再起動以来、一度もアプリを開いていないのに暴走している、という結構怖い症状も報告されています。

FacebookアプリはOSを問わず、電池食いアプリとして有名ですが今回のように「突然」で異常なレベルの発熱を伴うというのは明らかに異常。

不思議なのはFacebookアプリもFacebookメッセンジャーも最後にアップデートが提供されたのは12月中旬

また、WebviewやGoogle Play開発者サービスといった関連しそうなバックグラウンド・アプリのアップデートもここ数週間はありません。

よって、「なんで今さら?」といった感じです。

一方、ちょっと調べてみた所、Facebookは昨日くらい?から動画中に広告を表示する新仕様のテストを開始したという報道がありました。

ひょっとしてこれが関係しているのかもしれません。

ただ、多くのユーザーはFacebookアプリもメッセンジャーも使用していないのにもかかわらず電池を消費しているとのこと。

さすがにバックグラウンドでまでこの動画広告テストが影響しているとは考えにくい部分もあるので、やはり謎ですね。

ちなみに今のところ、対処法としてはFacebookアプリおよびFacebookメッセンジャーをアンインストールするしかないようです。

また、Zenfoneシリーズなど、Facebookがプリインストールされている機種はアンインストールはできません。これらの機種をお使いの場合はとりあえず無効化して様子を見てみましょう。

なお、このFacebook/メッセンジャーが原因であっても、これらが電池消費リストの1番上に来るとは限らないようです。

場合によっては、「Android OS」や「Androidシステム」が最大の消費量を示していることもあるようですが、Facebookアプリなどが上位にある場合はとりあえずこれをアンインストールもしくは無効化しましょう。

1月11日追記この一連のFacebook/メッセンジャーによる異常バッテリー消費・発熱問題についてFacebook側は正式なコメントを出しました。詳しくはこちらをご覧ください。

関連記事:Xperia Z5シリーズやXP、XZなどの動作が突然重くなった、電池・メモリ使用量が増えた際の対処法(Googleアシスタント&フィード編)

コメント