ドコモの2020-2021冬春モデルとして先日リリースされたarrows NX9 F-52A。
Snapdragon 765G搭載で同社としては2機種目となる5G通信搭載モデルとなり、比較的買い求めやすい価格という事もあってかハイエンドのarrows 5Gよりは売れているという印象。
しかしこのarrows NX9についてドコモからちょっと珍しい「注意喚起」がされていました。


多くの機種ではSIMトレーを引き出す際にSIMピンをSIMトレーの小さな穴に差し込みます。
そして軽く押すとトレーが手前に出る、という構造になっており、これはこのarrows NX9でも同様。
ただ、どうやらこのarrows NX9ではこのSIMピンを押し込んだ際に出るトレーの部分が少ないとのこと。
そのため、ピンをさらに押し込もうとして破損、そしてSIMトレーが引き出せなくなるというケースが頻発しているようです。
これ、ピンの差込口が特に弱い、ということではなく、ピンの差込ででてくるトレーの部分が少ない、という事の様なので「欠陥」とは言えないと思います。
ただ、実際5ちゃんねるには:
ドコモショップの人が壊したっぽくてその場で新品に変えてくれた
俺の時も「SIMカードが取れなくったからDOME GLASSともども新品に交換する」ってなった
普段、取扱いに慣れているはずのドコモのスタッフですらこういったことになる、ということは一般ユーザーだとさらにこのトラブルへの遭遇率は高いように思えます。
そういった意味で基本的な構造に問題があるとも言えるような。
また、過去の機種でドコモがこういった注意喚起のお知らせをしたこともないように思えるので、よほどリスクが高いのではないでしょうか。
よって、オンライン購入などで自分でSIMを入れる、という方はかなり注意をした方が良さそうです。

コメント
富士通好きからするとこのタイトルは悲しい