ソニーがXperiaをリリースし続ける理由「スマホ市場のためにスマホを作っているわけではない」

先日のIFA2019で新型XperiaXperia 5を発表したソニーモバイル。
国内でも少なくともドコモの秋冬(冬春)モデル新作としてリリースされることが確定していますが、前評判としては微妙、といった感じ。

また、ソニーモバイルのスマホ事業自体、2019年第2四半期はなんとか黒字化に成功したものの、販売台数は大幅に減少。
Xperiaの復活への道のりはまだまだ遠いという印象で、逆に撤退への懸念の方が大きいといった感じです。

そんな中、ドイツ系メディア、SmartDroidがソニーが不調のモバイル事業でXperiaをリリースし続ける理由について、興味深い記事を掲載していました。

Würden wir keine Smartphones bauen, wäre es für uns schwierig, die Technik zu erlangen, die wir brauchen, um beispielsweise zu verstehen, was die Mobilfunktechnologie 5G bedeutet und welche Dienste und Geräte damit möglich sind.

もしスマートフォンを作らなければ、例えば5Gモバイル技術が意味すること、どんなサービスや端末の可能性があるのか、など今後必要なテクノロジーを理解することができない。

つまり、記事のサブタイトルにもあるように、ソニーはスマートフォン市場のためにスマートフォンを作っているわけではない、ということ。

半ばスマートフォン市場での復活をあきらめているような発言にも取れますが、視点を変えると、Xperiaがどれだけ売れなくてもスマートフォン事業は続けていく、という事にもなるのではないかと思います。

確かに5G通信が今後普及していく過程で大半のユーザーがこの次世代通信を体験する端末がスマートフォンであることは間違いないと思います。(少なくとも電子レンジではないはず・・・)

そして5G通信の普及で何ができるのか、どういったプロダクトが今後発展していくのかというのは未知数な部分が多いのも事実。

要はソニーは5G通信の普及に伴うスマホ以外の「何らかの新しい市場」で主導権を握るための手掛かりとしてスマートフォン事業を継続する、ということでしょう。

一方、ソニーモバイルは過去にも5G世代を見据えてスマートフォン事業を続ける、といったニュアンスのコメントをしたことがあります。

ただ、この際は5G通信に対応したスマートフォン市場でリーダーシップをとる、と受け取る向きが多かったように思います。
が、今回の記事によるとそれとは若干真意にズレがあるという印象ですね。

コメント

  1. 7 sea より:

    前から他のソニー製品で5G技術を活用するためにも、スマホを含むモバイル事業からは撤退しないと発言している

  2. らるぽ より:

    これは朗報だね。Xperia難民は今後も発生することはないようだ。

    • 7 sea より:

      他社のスマホに劣らないXperiaがほしい人からすれば、
      もう何年も難民といえる状況が続いているぞ

  3. がんばれ日本メーカー より:

    まぁ20年前の中国や韓国企業、
    アップルが、ここまで登りつめるとは
    誰も予想してなかったし、
    だからこそ今後20年、またソニーや
    日本企業が再び覇者となる可能性がある。
    諦めないで耐えて続ける事が大事。

  4. a より:

    つまりソニーにとってスマホ事業はモバイル技術の梯子から降りないための手段でしかないってことだな
    今後5G技術を活かした他社には真似できない製品を作り出せたらいいが少なくとも「スマホ」においては本気でスマホに取り組んでるサムスン、アップル等の製品を差し置いてそんな本気で作ってないただの手段としか見てない会社の製品を買う理由が無いわ

    • ななしさん より:

      国産はもうシャープや不治痛みたいに売却されなきゃわかんねぇんだろなww

  5. 名無し より:

    製品開発能力のなさを誤魔化してるだけにしか聞こえんわ。やる気がないならやらなくていいよどうせ非スマホのモバイル技術でもSamsungとかに負け続けるんだから。

  6. JL より:

    いや、これただの負け惜しみやで・・・