米政府による禁輸措置でピンチのファーウェイ製スマートフォン。
これまでの流れを箇条書きにすると:
・米政府による対ファーウェイ禁輸措置には90日の猶予期限が与えられている
・これにより、既存機種はGoogle PlayサービスやGoogle系のアプリの継続使用が可能
・ただし、これは既存機種のみが対象であり、Mate 30シリーズを含む今後の新型Huawei/honorモデルにはGoogleからライセンスを受けたAndroid OSは搭載できない。
・そのため、ファーウェイはすでにMate 30などはPlayストアやGoogle系アプリを非搭載でリリースする予定
・一方、Android OS自体はオープンソースであるため継続使用が可能
・また、現状ではMate 30以降の次期モデルも同様にGoogleからのライセンス取得は不可
ただ、今回、ファーウェイが今後もGoogle系サービスを利用できる可能性がでてきたようです。
phoneArenaがファーウェイのコンシューマー向け製品部門のトップ、Richard Yu氏からの情報として伝えたもの。
And Yu noted that Huawei is working on a workaround that will allow Google apps to be installed on the open-source version of Android.
Yu氏によるとファーウェイは現在、オープンソース版のAndroid OSにGoogleアプリをインストールできる迂回措置を検討中
要はライセンスを受けていないAndroid OSでもGoogleアプリが使えるようにする手段を考えている、ということです。
具体的な方法については触れられていませんが、一口にGoogleアプリといってもGmailにYoutube、Googleマップ、Googleドキュメントなどなど多数。
ただ、この「Googleアプリ」にGoogle Playストアが含まれるのかは不明で、仮に上記のGoogle系アプリが使えたとしてもPlayストアが使えなければやはり中国以外の国で販売するのは難しいと思われます。
コメント
GoogleのアプリはGoogle Play ServicesとGoogle Services Frameworkと呼ばれるアプリに依存してるから、その2つさえインストール出来ればPlay Storeを含めた全てのアプリはきちんと動作しますよ