ここ数年不振の続くソニーモバイル。
海外では以前よりかなり大きくシェアを落としているXperiaスマートフォンですが、唯一国内では「メジャー機種」としての地位を維持してきたという印象です。
ところが、このXperiaの「不人気」ぶりが国内でも一気に顕在化した模様です。
以下は調査会社IDCが発表した「2019年第1四半期 国内携帯電話・スマートフォン市場実績値」からのもの。
ご覧のように「ソニー」がみあたりません。
つまりこれは2019年第2四半期においてXperiaシリーズが”その他”(Other)に含まれており、完全にランク外になってしまった、ということ。
ちなみに以下は2019年第1四半期のもの。
シャープにはとっくに抜かれていますが、富士通とほぼ同じシェアでした。
ところが今回は富士通、京セラにも抜かれるという事態に。
一方、これはXperia 1やXperia Aceといった夏モデルが本格的に売れ出したであろう7月以降の数値は含まれていません。
よって7~9月の第3四半期にこの2機種でどの程度シェアを奪回するのかがカギ、ということに。
ただ、週間売り上げランキングなどをみているかぎり、少なくともXperia 1に関しては完全に勢いが失速。(というか最新ハイエンドすべてそうですが)
よって、少なくともこのXperia 1のおかげで人気回復、というのは期待できなさそうです。
ちなみに好調なシャープのAQUOSですが、これはハイエンドのRシリーズではなく、キャリア版、SIMフリー版、MVNOなどからAQUOS Senseシリーズを展開しているのが大きいように思えます。
一方、Xperiaの場合、最近のミッドレンジとしてはドコモ限定のXperia Aceのみですが、最新ハイエンド機種が売れなくなってきているのはiPhoneを見ていても明らかなこと。
ここで何らかの方向転換をしないとXperiaは最後の牙城と言われている国内市場でもますます存在感が薄れていくと思われます。
ただ、秋冬モデルではいずれも仮名ながらハイエンドの「Xperia 2」とミッドレンジの「Xperia 20」のリリースが予想されており、ミッドレンジの新型Xperiaについては3キャリア+SIMフリーとしてリリースされるとも噂されています。
これがAQUOS Senseシリーズと同程度の価格帯ならばある程度のシェア奪還は可能かもしれませんね。
コメント
クソニーは兎も角不治痛と凶セラも1割満たないから結局国産はオワコン
フラッグシップモデルは、
他社と大差無いけど
ミドルクラス以下のモデルは
手を抜き過ぎている感が強い。
高くなり過ぎてiPhoneから
Androidに代えようとしてる
客層を取り込めていない。
いつもXperiaのネガキャンばっかりやってるサイトが、足並み揃えてこの記事取り上げててワロタ。
しかも単なる四半期の出荷台数シェアを、まるで総合的な国内シェアである様に微妙に捏造してる所も一緒なのなww
これは単純に国内市場がハイエンド重視からミドルロー重視に転換したことを示してる気がする。
ハイエンドのIphoneも失速してくだろう。
これから日本ではミドルレンジしか売れなくなるね。SONYももっとミドルレンジに力入れないとヤバいな。黒字らしいからなんとかはなってるんだろうけど。
この前の決算の内容だと、次も黒字かはあやしいところだし、
なにせ規模縮小しすぎて将来はけして明るいとは言えない…
いつまでもSimフリーのXperiaを日本で出すことを拒んだ末路。はっきりわかんだね。
SIMフリーは市場の10%ほどしかないからソニーがSIMフリー出したところでほとんど変わらないと思うよ
さっさと諦めろ