米政府による禁輸措置で一時はAndroid OSアップデートの提供自体が危ぶまれていたファーウェイ製スマートフォン。
どうやら今のところ、少なくとも既存機種に関してはAndroid Qまでのバージョンアップは提供される模様。
今のところ、アップデート対象となるのは20機種弱でハイエンドはMate 10以降、ミッドレンジではMate 20 Lite以降にリリースの機種といった感じとなっています。
そして今回、このファーウェイ機種向けのEMUI 10リリース予定について明らかになったようです。
ファーウェイは来月の8月9日に中国で同社のデベロッパーコンファレンスを開催し、EMUI 10はこのイベントの一部として発表・そして「リリース」がされる模様です。
ちなみにEMUIはファーウェイが開発するAndroidベースのモバイルオペレーティングシステムで、EMUI 10=ファーウェイ機種向けにカスタマイズされたAndroid 10/Android Q、という認識で問題ないと思います。
それにしてもGoogleがPixel向けのストックAndroid Q/Android 10をリリースするのが早くて8月中旬ごろと言われているので、リリース日程はかなり早いと思われます。
そういえば確か対ファーウェイの禁輸措置の猶予期限が8月後半だったはず。
ひょっとするこの猶予期限が切れる前にリリースを急いでいるのかもしれませんね。
もちろんこれはおそらく海外版(多分中国版)Huaweiスマホの話で国内版HuaweiスマホにAndroid Qが提供されるのはかなり遅くなると思われます。
ちなみにここ2年くらいでしょうか、国内でリリースされている機種で最新Android OSへのアップデートが早いのはXperiaかAQUOSといった感じですが、ひょっとすると今年はHuawei Mate 20あたりが一番乗り、という可能性もあり祖です。
コメント
Mate 10 Liteも対象にしてくれよ。HUAWEI、キャリアから早く夏モデルが販売されて延期解除になるといいな。
Mate 20は日本では販売されていません。日本で売っているのはProとLiteです。