台湾のスマートフォンメーカー、HTC。
ここ数年いまいち元気のない同社ですが、今回、このHTCの2019年版新型スマートフォンと思われる機種のベンチマークスコアがGeekbenck上で発見されました。
HTC 2Q741という型番で、これは当然機種名ではなく型番、もしくはコード名だと思われます。
Android 9.0でメモリは6GB RAM、CPUにはMT6765を搭載。
このCPUはHelio P35というMediaTek製のミッドレンジ向け最新チップで、クアルコムのSnapdragonシリーズで言うと600番台に相当する性能とのこと。(最新のSDM6XXと比較するとスコアは低めですが)
ちなみに未発表のHTC製ミッドレンジ機種はもう1モデル、2Q7A100という機種もGeekbench上で発見されており、こちらはSDM710を搭載することが明らかになっています。(メモリは6GB)
なお、GSMArenaによると今回の2Q741と2Q7A100はCPUだけが異なる同一機種名、という可能性もある模様。
それにしてもHTCスマホでMediaTek製チップを搭載するのは結構珍しいような。
また、HTCは今年はハイエンドはリリースしない、という噂が去年くらいからありましたが、確かに例年通りならばそろそろ出てきてもよいHTC 12+の後継機の情報が噂すらでてきていません。
やはり今年はミッドレンジ一辺倒で攻めるのでしょうか。
ちなみに昨年のHTC U12+はauの夏モデルとしてはリリースされず、SIMフリー機種として国内リリースされました。
となると、今年もこのミッドレンジモデルが夏ごろにSIMフリーで発売される可能性はありそうです。
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