Xperia 1のカメラにAFレーザーセンサーは非搭載、デュアルフォトダイオード新搭載により

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ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 1。

結局のところドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア全てから夏モデル新作としてリリースされるようですね。

そんなXperia 1、注目されるのはそのカメラ性能で、トリプルカメラというハード面、そして新画像処理エンジンやその他の画像処理方法といったソフト面でも大きな変化が期待されています。

そんな中、有名リーカーのZackbucksがこのXperia 1のカメラ周りについてちょっとしたトリビア情報を提供していました。

Xperia 1のトリプルカメラの上には2つの小さな丸い点があり、左はLEDフラッシュ、右は色彩センサー(RGBC-IRセンサー)を搭載している、という内容。

一方、RGBC-IRセンサーはかなり前のXperia(おそらくXperia XZあたりから)から搭載されており、これ自体は何も目新しいことではありません。

ただ、興味深いのはその下の部分で、このXperia 1では今までの機種に搭載されていたレーザーAFセンサー非搭載、という点。

Xperia 1は過去Xperiaと比べて確かにカメラ周りがスッキリしているという印象ですが、このレーザーセンサー部分がないのが一つの理由可能もしれませんね。

Xperia XZ3の背面↑

ただ、同氏いわく、デュアルピクセルダイオードAFがこれに変わる役目を果たすことになったとのこと。

ちなみにデュアルピクセルダイオードAFとは:

1つのオンチップレンズの下に2つのフォトダイオードを設置しているのが特徴だ。このフォトダイオードには位相差AF機能が搭載され、撮像とAFの2つの機能が電気的に切り替えられる。AFが動作する瞬間、2つのフォトダイオードが位相差AFセンサーとして働く。これを複数の画素が同時に実行してピントを検出することで、高精度なピント合わせをする仕組み

Nikkei Trendyより

とのこと。

要はレーザーAFに変わって高速なオートフォーカスが可能な新機能を搭載。

そのため、従来のカメラレンズとは別に搭載されていたセンサーが一つ不必要になった、ということだと思います。

これが実際のカメラ性能・評価にどういった違いを生むのかはまだ不明ですが、おそらく今月末にはレビュー用のXperia 1が出回るとも言われているので、その中でもカメラ評価を楽しみに待つとしましょう。

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