ドコモ、au、ソフトバンクの秋冬モデルとして11月上旬(多分11月9日発売)にリリースされるXperia XZ3。
ご存知のようにこのXZ3は海外ではAndroid 9.0を初めてデフォルト搭載して発売された機種ですが、今回、このXZ3のOSアップデート提供予定についてちょっと興味深い情報がでてきました。
これはXDAに投稿されていたもので、これによると、ソニーのプロモーター曰く、Xperia XZ3では4年間のAndroidアップデートが保証されている、とのこと。
これ、OSアップデートのことなのか、セキュリティーアップデートのことなのかははっきりとは分かりませんが、普通はAndroidアップデートと言えばOSアプデを指しているのではないでしょうか。
もしそうだとすると、このXperia XZ3は:
1年: Android 10 Q
2年: Android 11 R
3年: Android 12 S
4年: Android 13 T
までアップデートされる、ということに。
もちろん、もちろんこれはAndroid OS自体が4年後まで続いており、さらに今までのどおりのペースで新OSをリリースすれば、という仮定の話。
一部ではAndroid OS自体がChrome OSと統合されるといった情報や名称が変わるという情報もちらほらあるので、そういった意味でAndroid OS自体が4年後まで存在するという保証は何処にもありません。
なお、ご存知のように、今までのXperiaフラッグシップでは、OSアップデート提供期間は2年間、あるいは2回のメジャーバージョンアップというのが基本。
よって、このXZ3もAndroid 11 Rまでアプデ対象となることはほぼ確実でしょう。
ただ、ちょっと調べただけなので抜けている可能性もありますが、少なくとも過去のXperia機種で4年間もOSアップデートが提供された機種はありません。
何れにせよ、今回の情報が事実であれば少なくとも今までよりも長いスパンでOS・ファームウェアのアップデート・サポートされるという点は間違いないと思われ、これ自体は素直に喜んでよいこと。
また、iPhone(iOS)では4年間のOSアップデートはある意味”当たり前”で、AndroidでもGalaxyのフラッグシップやPixel/Nexusなどは3年間までのアップデートは一般的。
よってXperiaでも不可能なことではないと思います。
そう言えば最近、Androidのアップデートを迅速かつ簡単にできる仕組み、「Project Treble」の浸透により、Android機種の平均的なOSアップデート・サポート期間も大幅に伸びる、おいった記事をどこかで見かけました。
ただ、その一方で、4年間のAndroid OSアップデートが提供される機種、というとちょっと実感がわかないのも事実。
ちょうど4年前の今頃にリリースされた機種と言えばAndrod 5.1をデフォルト搭載したXperia Z3。
感覚としてはこのXperia Z3がAndroid 9.0を搭載して現役でいる、ということになります。
ただ、Z3は”名機”と呼ばれたこともあるとは思いますが、今だに使っているユーザーもちょくちょく見かけます。そういった意味では最新OSアップデートに対する需要というのはある程度あるのかもしれませんね。
コメント
4年後はやろうと思っても前提機能が無いからアップデート出来ないとかなりそうZultra使ってるけど大分出来ないこと増えたし。
良いと思います。これで他のスマホ販売メーカーも追従してOSやセキュリティアップデートを長期間更新に変えて欲しい。徐々にアプリでのAndroid名を消して来てるので、予想で5年前後にはGoogle fuchsia OS (フューシャ)になっているかも?って言われていますもんね。これってもしかしてAndroid最期のフラグ?…
僕のXperiaZ3は最初4.4で5.0にアップデートされるのもOSリリースから1年近くかかってさらに5.0が最終だったんですが……