Facebookで大規模なハッキング事件が発生したようです。
同社が本日付けで公表したもので、9月25日に同社エンジニアがFacebookユーザーの5000万アカウントがセキュリティー上の脆弱性によりハッキングされたと発表。
まだ詳しいことは調査中のようですが、現在わかっている範囲では今回の問題はFacebookで自分のプロフィールが友達にどう表示されるか確認する「プレビュー」機能に脆弱性が発見され、ここからFacebookアカウントのアクセストークンが盗まれたとのこと。
“People’s privacy and security is incredibly important, and we’re sorry this happened. It’s why we’ve taken immediate action to secure these accounts and let users know what happened. There’s no need for anyone to change their passwords.”-Facebook
Facebook側は対応策としてすでに脆弱性自体を修正し、これら5000万アカウントおよび潜在的に影響がある可能性があるアカウント4000万アカウントのアクセストークンをリセットしたとのこと。
よって、ユーザー側でパスワードの変更と言った対応は必要ないようです。
ただ、対象となったアカウントはアクセストークンがリセットされたことにより、多くのウェブ版やアプリなどで強制ログアウトがされ、再ログインが必要になる模様。
今の所、このハッキングにより具体的にどういった被害がでているのかは不明ですが、Twitterなどをみていると、国内でもちらほらと該当する可能性のあるユーザーいそう。
facebookサイバー攻撃を受け、5000万人に影響と報道。俺もスマホアプリがログアウトされていたので含まれていそう。あなたは大丈夫?
— 三上洋 (@mikamiyoh) September 28, 2018
Facebook(Webやアプリ)からセッションが切れたとかで強制的にログアウトさせられたのはこれが原因か。
— Shinsuke Nakatani (@shinsuke2u) September 28, 2018
上記のように、こういったサービスのログイン情報って結構忘れている方も多いと思います。
もちろんパスワードのリカバリー手順を行えば解決しますが、結構面倒。
まあ起こってしまったことは仕方のないことですが、さすがはユーザー数世界No.1のソーシャルメディア、被害の規模が凄まじいですね。
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