ソニーモバイルの最新フラッグシップスマホ、Xperia XZ1およびXperia XZ1 Compact。
国内でも前者はドコモ、au、ソフトバンクより、XZ1Cは先週ドコモよりSO-02Kとしてリリースされました。
このXZ1兄弟、今のところ、バッテリー持ちに関しては評判も上々で特にXZ1 Compactに関しては数々のレビューサイトでもバッテリー持ちを賞賛する評価が複数見られます。
そんな中、このXZ1とXZ1Cの充電所要時間およびバッテリー持ち比較テストの動画がありました。
充電開始5分後↓
充電開始1時間半後↓
約1時間でXZ1は85%、XZ1 Compactは81%
充電開始2時間19分後
XZ1は充電完了(100%)、XZ1 Compact 97%。
充電開始から100%までの時間と推移
充電開始後30分位で差が最大となり、その後は徐々に差が縮まり、最終的には3%程度、時間にして10分ほどの差となっています。
つまり、XZ1の方が良い「スタートダッシュ」という感じですかね。
ちなみにXperia XZ1もXperia XZ1 Compactもバッテリー容量は同じ2700mAhとなっています。
ただ、XZ1とXZ1 Compactの縦横サイズおよび厚みの違いからして同容量でも異なる形状のバッテリーを搭載していると思われます。
スマホの充電はバッテリーの発熱状況などによって電流、つまり充電スピードが調整されると聞きます。
よって、このボディー/バッテリーの形状の違いが充電時のバッテリーの発熱具合の違い、そして充電速度の違い、としてでているのかもしれませんね。
そして次はバッテリー持ち比較。
両者バッテリー100%状態からグラフィック負荷の多いゲームを連続プレイ
5分後↓
20分後↓
両者とも5分で91%、20分で97%と全く同じ
次は連続動画再生↓
5分後↓
10分後↓
こちらでも両者に差は出ず、20分のゲーム+20分の動画再生でバッテリー残量は83%という結果。
ご存知のようにXperia XZ1は5.2インチの1920×1280のFHD、Xperia XZ1 Compactは4.6インチ1280×720のHDディスプレイです。
よって、画面点灯時ならば理論上はXperia XZ1 Compactの方がかなりバッテリー持ちが良いはずですが、今回のテストからするとXZ1とXZ1Cのバッテリー持ちは互角。
これは個人的にはかなり驚きでした。
ただ、今回のテストは両者とも輝度を最大にして行われていますが、phoneArenaの比較ではXperia XZ1の最大輝度は494nitsとXperiaシリーズの中でも低めなのに対し、Xperia XZ1 Compactの最大輝度は615nitsとかなり高め。
よって、この輝度の違いがディスプレイサイズ/解像度の違いによるバッテリー消費量の差を相殺している部分もあるのかもしれません。
ただ、いずれにせよ、XZ1とXZ1C、いずれも非常に優れたバッテリー持ちであること、そしてレビューサイトなどでの数値上に出ているほどのバッテリー持ちの差はない、といって良いのではないかと思います。
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