IDCが2017年第1四半期におけるスマートフォンの出荷台数シェアを発表していました。
ちなみに以下が2016年と2015年の同期のもの。
2016年
2015年
お恥ずかしいことにこの調査結果を見るのは初めてで、結構驚きの発見がありました。
まず、2017年第1四半期の全体の出荷台数が前年同期比で3割近く増加しているという点。
今年1月~3月にかけてリリースされた機種でそれほど「大人気」となった機種はないはずでなので、ちょっと不思議ですね。
また、ソニーのXperiaのシェアが意外と振るわないということ。
というのも、あくまで感覚的なものですが、ここ数年は富士通のarrowsやシャープのAQUOS、そしてサムスンなど、かつてのXperiaのライバル機種が次々と主戦場から脱落して、アンドロイドの国内市場はXperiaの一人勝ちというイメージでした。
フラッグシップのリリース時期という季節要因も大きいとは思いますが、それでも2015年から3年連続でシェアを落としているのは結構ショックです。
また、iPhoneも昨年同期から10%シェアを落としています。
ただ、iPhoneに関しては昨年第1四半期が異常に良かっただけで、これは昨年3月末にリリースされたiPhone SEが大きく影響している可能性があります。
最後にもっとも驚いたのは京セラスマホがトップという点。
過去3年間では京セラが国内スマホ市場でトップというのは今回が初めてです。
京セラ製スマホと言えば、過去一年間で注目された機種ははっきり言って皆無。
また、京セラ機種が価格.comの人気ランキングで上位に上がってくることはまずなく、スマホに対する「注目度」と実際の売上台数にいかに差があるのかの良い例ですね。
コメント
デザインがZシリーズからほとんど変わらないからな、今はLG-V20に変えて使ってる