世界的に見るとXperia以外の存在感がほとんどない日本のメーカーのスマホ。
ただ、クールなテクノロジーの発信地の一つという点では、やはり気になるようで、phoneArenaが日本のスマートフォンのランキングを行っていました。
合計17機種が紹介されており、何を基準にしているのかはっきりしないランキングではありますが、なかなか興味深い結果となっています。
なお、「日本のスマホ」というのは「日本メーカーのスマホ」という意味だけではなく、「日本のキャリアから独自規格で出されているスマホ」という意味もあるようです。
17位: 京セラ URBANO V01 au
2014年12月にauの冬モデルとして発売されたVoLTEに対応の機種。
デザインが外国人には新鮮なようですね。
16位: 京セラ URBANO L03 au
auの2014夏モデルで、V01の前モデルにあたります。
15位: シャープ Aquos Crystal ソフトバンク
この機種は米国のスプリントと日本のソフトバンクから同時発売となり、「ベゼルレス」として結構話題になりましたね。
ただ、少なくとも日本の町中ではあまり見かけませんが、結局不発だったのでしょうかね。
14位: 京セラ TORQUE G01 au (Brigadier)
またもや京セラ機種。米国ではVerizonから「Brigadier」という名前で売られていますが、米国国防総省の調達基準を満たすなど、とにかくタフさを売りにした機種です。
アメリカ人は好きそうですね。
13位: シャープ Aquos SHL25 au
auの2014年夏モデル。5.2インでバッテリー容量が3150mAhとかなりバッテリー持ちに定評のある機種ですね。
12位: シャープ Aquos Zeta SH-01G ドコモ
ドコモの2014年冬春モデル。価格.comの人気ランキグでも常に上位に付けており、ユーザー満足度もかなり高い機種ですね。
11位: シャープ Aquos Xx 304SH ソフトバンク
ソフトバンクの2014夏モデル。 Aquos SHL25兄弟機種ですね。
10位: Sharp Aquos SH-04F ドコモ
5.4インチという大型ディスプレイを搭載しながらベゼルがかなり細く、持ちやすいという評判です。
9位: 富士通 Arrows NX F-05F ドコモ
海外では殆ど見かけない富士通機種。Super ATOK ULTIASを搭載したドコモの2014年夏モデル
8位: パナソニック Lumix DMC-CM1
日本ではスマホ事業から完全撤退してしまったパナソニックですが、海外ではまだ健在。
スマートフォンというよりも、スマホ機能付きデジカメ、といった方がしっくり来る大型カメラレンズ搭載機種です。
日本メーカーではありませんが、HTC J butterflyは日本でしか発売されていないモデルという理由でランク入りしていると思われます。
初代ほどの人気はないようですが、それでもそこそこ定評はありますね。
6位: ソニー Xperia Z2
まあ、人気からして当然のランクインでしょうね。
ちなみに、auも同時期に5インチの兄弟機種「Xperia ZL2」を出していますが、こちらはランクインしていません。
5位: ソニー Xperia Z3 Compact ドコモ
Z3 Compactは小型アンドロイドスマホが欲しい人の人気を独占しているという印象があり、海外でもかなり好評なようですね。
国内だとZ3よりも人気があるような気すらします。
4位: シャープ Aquos Crystal X ソフトバンク
Aquos Crystalの上位機種という位置づけのようですが、リリースタイミングがCrystalよりもかなり遅れたためか、イマイチ国内での人気はないようです。
ただ、シャープ機種に馴染みのない海外ユーザーには新鮮なようですね。
3位: 富士通 Arrows NX F-02G ドコモ
F-02Gは価格.comなどでの評価も非常に高く、今冬モデルでは1、2位を争う満足度となっています。
特に電池持ちについての評判は非常に良いですね。
2位: Xperia Z3
国内外での人気からすれば当然かも知れませんが、1位ではありませんでした。
やはり、ピンクカメラ問題や、バックパネルが割れやすいと言った問題が足を引っ張っているのでしょうか?
1位: LG isai VL LGV31 au
これが1位に来るとは思いませんでした。
12月に発売されたauの2014年冬モデルですが、国内での存在感はかなり薄いです。
LG G3がベースでKDDIとLGがかなり揉めながら作ったという噂もあります。
実際にこれらの機種をすべて使った上でのレビューだとは思えないので、おそらく外観とスペックなどでけでの判断だとは思います。
ただ、海外のユーザーにとってシャープや京セラの機種が非常に魅力的に見えることだけは確かですね。
これらのメーカーも、国内でキャリアの顔色伺って燻ってないで一気に海外進出すればいいのに、と思うのは私だけでしょうか。
その分、厳しい競争には晒されるでしょうが、国内でもSIMフリー機が主流になりつつある現在、スマホ事業で生き残るためにはやはり海外市場への進出が必須のような気がします。
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