Xperia Z5の電源ボタン陥没不具合が大量発生。フレームの隙間と因果関係あり?

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以前、Xperia Z5で「疑い」のあるハード欠陥・不具合についてお伝えしました。

この中で、電源ボタンが押した状態で斜めに陥没して戻らなくなるという不具合と、サイドフレームと本体の間に隙間があるという件についてお伝えしましたが、特にボタン陥没に関しては相当発生範囲が広く、深刻な模様。

ただ、どうやらこの2つの症状には因果関係がありそうです。

というのも、サイドフレームと本体間のギャップはほとんどのケースで端末右側の真ん中からちょっと下あたりで発生しており、ちょうどこの部分は電源ボタンとボリュームボタンの間くらいになります。

以下はXDAに投稿されていたサイドフレームのギャップを報告する画像。

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以下の画像では画面左の電源ボタン下(左)だけでなく、端末上部にもフレームと本体間に隙間があるのがわかります。

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実際、いくつかのレビュー動画や「開封の儀」動画を注意深く観てみると、結構な確率で電源ボタン下の隙間が確認できます。

スクリーンショット (6)

ボタン陥没は国内キャリア版Z5のユーザーからも報告数が増えており、再現性のしやすさに個体差こそあれ、かなり広範囲で発生しているという印象を受けます。

これ、要は、サイドフレームとボディー本体の間に隙間があると、電源ボタンを押した際にボタン下部がその隙間に入り込んで引っかかりやすい、ということではないかと思います。

つまり、ロジックとしては、この「陥没のしやすさ」は「隙間の大きさ」に比例し、これが「個体差」として出ていると思われます。

実際、展示品などで電源ボタンのズレ・陥没の再現ができたものでは、すべて少なからずこのギャップがありました。

これ、まだ現段階ではあくまで仮説ですが、もし事実だとすると、これは電源ボタンの不具合ではなく、フレームあるいはボディー本体の歪みが原因である可能性が高まります。

なお、ソニーに限ったことではありませんが、この手の不具合のメーカー・キャリアの対応は大抵同じ。

今後も問題の公表はせず、ユーザーから指摘のあった場合のみ修理・交換対応

そしてコッソリと中・後期ロットで直して知らんぷり。徐々に報告件数が減りフェードアウトして一件落着、という流れになる可能性が高いと思われます。

よって、余計なトラブルを避けるためにもやはり、購入時に念入りにチェックをする、というのが必須。

それでも心配ならもう少し様子見をする、というのが賢明だと思います。

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著者プロフィール

sumahoinfo.comの管理人、編集者、そしてライターRyoです。
専門知識はありませんが、広く、浅く、読者の方にとって役立つ、そして時にはエキサイティングなスマートフォン関連情報をご提供できるように心がけています。
XperiaからiPhoneまで、数々のスマホを使っていましたが、最近は現在はミッドレンジスマホを中心にメイン機にしています。

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