Xperia XZ4やGalaxy S10シリーズなどなど、2019年版の複数のフラッグシップに搭載される予定のクアルコムの最新ハイエンド向けチップ。
この最新スナップドラゴンの正式名称が明日(ハワイ時間4日)の公式発表を前に判明した模様です。
WinFutureがTechchuchがおそらくフライング掲載したと思われる同チップについての記事を発見し、その内容からチップ名が分かった模様で、それによると、同チップの正式名称は「Snapdragon 855」になるとのこと。
なーんだ、と思った方も多いハズ。
というのも、現行チップがSDM845なので順当に行けば普通はSDM855になるのが当たり前。
一方、半年くらい前より、この次期チップについてはネーミングルールが変更になり番号が4桁に、SD8150になると言われて、それがいつの間にか定着していました。
しかし、結局の所SD8150というのは開発段階でのコード名だったようで、結局はいつもどおりのネーミングパターンに沿ったチップ名、というところで落ち着いたようです。
ちなみにこの「スナドラ855」は7nmプロセス+5G通信に対応した初めてのチップ。
旧チップ同様にオクタコアではありますが、ちょっと興味深いのはその構成で4つの1.78GHZ省電力コア+3つの2.42GHzハイエンドコア、そして”ゴールドコア”と呼ばれる2.84GHzの3つの異なるクロックスピードのコアを搭載しているという点。
7nmプロセスと相まってかなり省電力に力を入れているチップという印象です。
コメント