Xperia XZ Premiumの実使用スピード比較テスト、対HTC U 11ではほぼ互角か

6月中旬にドコモがSO-04JとしてリリースするXperia XZ Premium SO-04J。

そしてauとソフトバンクが7月に発売予定のHTC U 11 HTV33/601HT。

両モデルとも同じ5.5インチ＋スナドラ835搭載とスペック的に近く、ライバル機種になることは必須ですが、この度、このXperia XZ PremiumとHTC U 11の実使用における動作スピード比較が掲載されていました。

複数のアプリ立ち上げテストおよびウェブの表示速度で8割方はXperia XZ Premiumの勝利といった感じ。

ただ、Youtubeやテンプルランなど一部のアプリではHTC U 11の方が立ち上がりが速いものもあります。

一方、XZPの方が起動が速い場合もHTC U 11の方が速い場合もタイムラグは誤差の範囲ともいえるほど一瞬。

なお、以下は両者のAntutuスコア：

HTC U 11は18万点以上でXperia XZ Premiumよりも数％スコアが高くなっています。
（ちなみにXperia XZ Premiumで18万点台のAntutuスコアはまだ見たことがありません）

この動画の投稿者”Phone Battles”は他機種との比較も色々と行っており、以前、Xperia XZ Premium vs Galaxy S8+の動作スピード比較でXperia XZ Premiumが圧勝したのもこの投稿者の動画によるもの。

ただ、先述のように、今回の対HTC U 11との比較は対Galaxy S8+とのものよりも両者のスピード差が明らかに小さくなっており、Xperia XZ PremiumとHTC U 11の動作スピード性能はかなり僅差と言えそうです。

なお、Phone BattlesはGalaxy S8+ vs HYC U 11でも同じ動作速度テストを行っており、こちらではHTC U 11の動作スピードのほうが速いケースが多いという結果になっています。

よって、少なくともこの一連のテストにおける実使用での動作スピードは：

Xperia XZ Premium>=HTC U 11>Galaxy S8+

といった感じではないでしょうか。

それにしても過去数世代のXperiaフラグシップはスペック面だけでなく動作スピードでもライバル機種に負けているケースが大半でした。

が、今回のXperia XZ Premiumはようやく本当の意味で他のメジャーハイエンド機種と対等に渡り合える機種と言えそうですね。