星の数ほどあるスマートフォン向けアプリ。
スマホ本体やOSなどの仕様だけでなく、インストールしているアプリによってスマホのパフォーマンスは大きく影響を受けます。
そんなスマートフォンに「悪影響」を与えるアプリのランキングが発表されました。
まずはバッテリードレインを引き起こすアプリのワースト10ランキング
端末起動時からの「常駐型」バッテリー消費アプリのトップ10
バックグラウンドで動いているアプリで最も電池を消費するのはFacebookアプリ。
ただ、Facebookアプリの電池くい虫としての悪評はよく知られていること。よって、特に驚くことではありません。
が、Facebook Pages ManagerやMessangerなど、とにかくFacebook関連アプリはホント電池喰い虫ですね。
ユーザー起動による「非常駐型」バッテリー消費アプリのトップ10
(ゲームアプリは除外)
トップは海外で人気のSnapChatですが、4位には日本で圧倒的なLINEもランクイン。
また、日本発のキュレーションアプリ、「SmartNews」も7位に入っていますね。
バッテリー消費ゲーム・アプリのトップ10
有名どころのゲームアプリが大半ですが、1位はパズドラ、2位はツムツムと特に国内で人気のあるアプリがトップに入っています。
次はストレージ容量を占領するROM喰い虫アプリのランキング。
「常駐型」ストレージ消費アプリのトップ10
ワースト1は海外のティーンエイジャーに人気のミュージックビデオ・コミュニティSNS、musica.lyですが、やはりFacebookはここでも堂々の2位。
また、下位に「Carries Mail」というNTTドコモのアプリが入賞しています。これはアイコンからするとおそらく「spモードメール」だと思われます。
ドコモのダメアプリ、ここでも「大活躍」ですね。
「非常駐型」ストレージ消費アプリのトップ10
トップ5は日本で特にメジャーなアプリはありませんが、6位にLINE、10位にLINEカメラがランクインしています。
LINEはスタンプがあるからでしょうか、確かに会話内容が溜まってくると相当ストレージ容量を消費します。
次は通信量、つまりパケ喰い虫アプリのランキング
「常駐型」データ消費アプリのトップ10
バックグラウンド通信で悪名高きFacebookを抑えてのトップはなんと2チャンネラー御用達の2ChMate。
また、何かと動作が「重くなる」と評判が悪いYahoo! Japanアプリも4位に入賞しています。
「非常駐型」データ消費アプリのトップ10
トップはNetflixですがここでも日本のアプリ「SmartNews」が再入賞。
ちなみに個人的に気になるのはClean Master。AsusのZenfoneシリーズにプリインストールされていることで知られていますが、決して評判が良いとはいえないアプリです。
このアプリはバッテリードレイン項目でも8位に入っていますが、これはまあ分かります。
しかし、タスクキラー/ファイル削除アプリなのに、なにをそんなに通信する必要があるのでしょうか。怪しすぎます。
まとめ:
こう見ると結構、日本製アプリ、あるは日本で特に人気のあるアプリが多く不名誉なランクインをしていますね。
また、一見バッテリーを消費しそうにないアプリが電池喰い虫だったり、あまり通信をしなさそうなアプリがパケ喰い虫だったりと、印象だけでは判断できない「意外なアプリが意外な悪影響」を及ぼしているのも結構印象的です。
ちょっとおもしろそうなので、試しにサブ機でここにリストアップされているアプリを片っ端からアンインストールあるいは無効化して様子を見てみようと思います。
効果はまた機会があればお伝えします。
コメント
答えは簡単だ。「広告を突っ込んでいて、そいつが勝手に通信している」から「電池が減る」。
Androidアプリってのは広告入れなきゃ造れないのか?(失笑)
不名誉リストから外して欲しかったら、戯けたバナー広告を入れず、
素直に有料版としてストアで売ればいいだけだぞ。