Xperia Z5シリーズに搭載の23MPカメラ。
発売前よりかなり話題となっていましたが、いざフタを開けてみると評判はイマイチ。
不評の理由として多いのが、Z5シリーズで撮影した画像では、画面の端にかけて(特に左側)で被写体がぼやける・ブレるという症状。
これについては不具合なのか仕様なのか、ハード起因なのかソフト起因なのかなど、まだ不明なことが多いのですが、今回、Xperia Z5シリーズのカメラについてこれとは異なるもっと「基本的」な問題が発見されたようです。
一言で言うと、Xperia Z5のカメラはそもそも高解像度だと撮影した画像の質が著しく悪い、というもの。
ソニーモバイルの公式フォラムに投稿されていたもので、以下がXPeria Z5のデフォルト・カメラアプリで撮影したもの。
3枚のサンプル2セットで、それぞれ上から2MP、5MP、20MPとなっています。
パソコンの画面などでみると、かなり大きな違いがわかります。
また、特にバーコード部分をみると明らかで、画素数が大きいほどボヤけているのがわかります。
プロの方が見るとまた違うのかも知れませんが、素人目で見て単純に「どれがきれい写ってる?」と聞かれたら2MP画像を選ぶ方が多いのではないでしょうか?
以前、Z5シリーズのカメラはノイズリダクション加工がパワフルすぎて被写体の詳細テクスチャが台無しになっている、というレビューサイトの指摘がありましたが、ひょっとするとこれにあたるのかもしれません。
それにしても、2MPといえば今やフロントカメラでも撮れる画素数。
23MPという、スマホ最高の画素数のカメラを売りにして、2MPで撮影した画像に画質で劣るというのはかなりユーザーにとってはガッカリな実力だと思います。
車で言うと、馬力の大きいエンジンを積んだは良いが、エンジンが重すぎて早く走れない、なんて感じですね。
コメント
多点オートフォーカスがしっかり機能していないのでしょうか…