Xperia Z5シリーズの広角レンズカメラによる「歪み」の酷さがよく分かる比較例

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ソニーの最新機種、Xperia Z5、Z5 Premium、Z5 Compact。

焦点距離24mmの広角新型カメラレンズを搭載し、カメラ性能を売りにしているのはご存知の方も多いと思います。

ところが、いざ発売されるとこの自慢のカメラに不満の声が多数上がり、国内外でカメラ評判がイマイチという不本意な評価となっています。

一番不満が多いのは当サイトでも何度かお伝えしている画像の縁がボヤケる、ブレるという症状。

ただ、これ以外に「歪み」についても結構不満の声が多く、今回、XDAにXperia Z5のカメラで撮影した画像の歪みが以下に酷いかをデモンストレーションした投稿がみつかりました。

以下がXperia Z5で赤いボールを画面の四隅と真ん中にくるようにし撮影した写真。

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四隅のボールは「球」というよりも、完全にタマゴ型に歪んでいるのがわかります。

もちろん、歪みは広角レンズの宿命。ある程度は諦めなければならない部分もあると思います。

ところが、以下のGalaxy S5で撮影した写真と比べると:

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Galaxy S5で撮影した画像でももちろん歪んではいますが、Z5のように「タマゴ型」にまでは変形していません。

この違いはもちろんレンズの焦点距離の違いによるものです。
(Galaxy S5は31mm、Xperia Z5は24mm)

ただ、それにしてもあまりにも歪みが酷いような気がします。

一般的にこの広角レンズによる「広角歪み(ボリューム歪像)」と真っ直ぐな被写体が曲がって映る「歪曲収差」(ディストーション)の関係はトレードオフ。

残念なことに、2種類の歪みを同時に効果的に補正することは不可能といわれており、一方を補正すると他方が強調されるため、どこかで妥協する必要が生じます。

ただ、最近ではこの両方をある程度自動的に「適度」に補正する技術も進歩しているようで、当然これはソニーのカメラファームウェアでも採用されているはず。

よって、このToo muchな歪みはファームウェアレベルで適正な補正が効いていない、あるいは効いていはいるが技術的な限界なのかもしれません。

ちなみに、前述のボヤけ・ブレ問題の発生報告が多いのも画面の四隅。
ひょとすると、この歪みのソフト的な補正となんらかの関連性があるのかもしれませんね。