Xperia Z5 vs Z5C vs Z5P、3兄弟対決。ベンチスコアが一番高いのは?安定性では?

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先週金曜日にドコモのXperia Z5 Premium SO-03Hが発売となり、これでXperia Z5、Xperia Z5 Compact、Xperia Z5 PremiumのZ5三兄弟が出揃いました。

これらの3モデル、購入をしようとしているものの、どの機種にするか決めかねている方も多いのではないでしょうか。

今回のZ5シリーズはCPUやメモリなどがすべて同じなのでサイズやカラバリ、デザイン、画面解像度で選ぶ方が大半だとは思います。

ただ、それでも実際のパフォーマンスの違いが気になるという方もいるようで、個人的にも興味があったので、今回はベンチマークスコアのちょっと統計的な分析を行ってみました。

以下はGeekbench3の公開データで、それぞれのモデルの期近100回分のデータを元にシングル・マルチコアの平均値、中央値、そしてマルチコアの標準偏差を出したもの。

Xperia Z5、Z5 Premium、Z5 Compctのベンチマークスコア比較

Xperia Z5Xperia Z5 PremiumXperia Z5 Compact
シングルコア平均115011951218
マルチコア平均378038893617
マルチコア中央値401440023753
マルチコア標準偏差684643560

マルチスコア平均値ではZ5Pが一番、中央値ではZ5が若干高く、ここはZ5とZ5Pでほぼ互角、といったところでしょう。

ただ、Z5Cは平均値も中央値もZ5PとZ5に大きく劣っているので、これは結構有意と言えると思います。

以前お伝えしたphoneArenaによるZ5 vs Z5Cのベンチスコア比較ではAntutuで圧倒的にZ5Cの方がスコアが良かったのですが、今回の結果はこれとは逆。

測定アプリの違いが原因である可能性が一番高いと思いますが、ひょっとするとphoneArenaの測定は1個体を1回、あるいは数回測定しただけという可能性もあるので、統計的には100回分のデータのほうが信頼性は高いかな、という気はします。

一方で、シングルコアではZ5Cが一番高スコアとなっているのは興味深いですね。

ただ、今回、個人的に一番気になるのは各機種のスコアのバラつき

マルチコア・スコア標準偏差を見ると、Z5が一番高く、Z5Cの間では約2割の差があります。

この場合、この標準偏差が小さいほど各測定ごとのスコアのバラつきが少ないということになるので、Z5Cが一番「安定している」とも言えると覆います。

逆に、偏差の一番大きいZ5は発熱などといった環境条件によって性能が大きく変化しやすい、ということになりますね。

以前お伝えしたように、このZ5シリーズの中でZ5Cだけはヒートパイプを搭載していません。

このヒートパイプの有無が良くも悪くもスコアの違いや安定性の違いに寄与しているのでしょうかね。