Xperia XZとXperia X Performaceの性能比較、最大の違い・進化点は動作の「安定性」

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先日ドコモ、au、ソフトバンクからリリースされたXperia XZ。

ご存知のように、このXperia XZはスペック面では前モデルのXperia X Performanceと大きな違いはありません。CPUも同じS820搭載でメモリも3GB RAM。

というわけで、性能面での違いが気になる方も多いようですね。

ただ、このXperia XZは「安定性」という点ではXperia X Performanceと大きな差があるようです。

以下はドコモ版Xperia XZ SO-01JとXperia X Performance SO-04HのGeekbenchスコア50回分のデータ集計値。

Xperia XZ SO-01JXperia X Performance SO-04H
シングルコア
(平均)
15471510
マルチコア
(平均)
36643604
シングルコア
標準偏差
103169
マルチコア
標準偏差
259391

ご覧のようにスコアはシングルコア、マルチコアともにXZの方が上回っていますがあくまで僅差。誤差の範囲とも言えるレベルです。

一方、大きく異なるのは標準偏差値

標準偏差は統計上での厳密な定義は説明が面倒なのでここでは省略。

ただ、基本的には各データの中央値あるいは平均値との差の平均、あるいは「データのバラつき」と理解して間違いではありません。

つまり、標準偏差が大きいということはベンチマーク測定をする際の環境などによってスコア同士のスコアの差が大きく、安定性が低いともいえます。

一昔前によく見かけた、「冷蔵庫で測定すると凄い高スコアが出るが、常温で連続測定をするとスコアの低下が著しい」などという機種はこの典型です。

一方、逆に偏差が小さいということは測定環境などによる影響を受けにくく、性能が安定しているとも言えます。

つまり、このXperia XZとXperia X Pefromanceを比較すると平均的な処理速度・パフォーマンスという意味では大差はないものの、安定した性能を期待できるという意味ではXZが非常に優れているといえますね。

以前もお伝えしたように、今回のXZは地味なスペックながらもここ最近のXperiaシリーズの中では際立って評判が良いです。

やはり、この数値でも現れる「安定性」が高評価の根底にあるのかもしれませんね。