スマートフォン利用の本当の「コスト」について考えてみる-平均「費用」は1ヶ月3万円?

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最近、フマートフォンの普及率上昇とともに、ガラケー主流時代に比べてデータ使用量などの利用料金も高くなり、経済的負担が増しているという話をよく耳にします。。
性能の向上やアプリやコンテンツが充実するとともにユーザーが費やす時間も増加してきましたが、その一方で、スマホ依存症などといった問題が出てきているのも事実。

しかし、俗にいう「費用」というの月々の利用料金など、そのまま数字で現れるものだけではありません。
経済学的には「機会費用」というものがあり、これは言い換えればスマホを使っている時間とも言えます。

というわけで、今回スマホの使用時間の増加とともに「機会費用」も増えているといという事実も考えてみたいと思います。

「機会費用」とは、経済学で言うと、「選択されなかった選択肢のうちで最善の価値」という良くわからない定義。
要は、一つの行動を行わなかったら得られる別のもの、といったところです。

この例で言えば、「スマートフォンを使わなかったら得られる対価」、ということですね。

「最善のもの」というのは人それぞれなので、ここではそれを単純に「お金」とします。

そしてここでキーとなるのが「時間」。
こちら調査によると、スマホユーザーの一日の平均スマホ使用時間は約2時間
日本の賃金を平均時給でみると1000円程度だとのことなので、これを単純に1ヶ月のスマホの使用時間でかけると、その額なんと6万円

簡単に言って、1ヶ月間スマホを使わず、労働時間に充てれば6万円の副収入が得られる機会がある、ということです。
つまりこれがスマートフォンを使うことによる「機会コスト」です。

もちろん、スマホによって仕事や勉強、その他の日常の作業を効率化している部分があるのも事実です。
つまり、スマホを「使わない」という選択にも、「生産性が下がる」まどといった機会コストが発生するので、これも勘案すべきです。

ただ、こちらは数値化するのが難しい値なので、大雑把に全体の使用時間の半分程度、お金に換算して3万円程度としましょう。

よって、スマホを使う機会コスト6万円-スマホを使わない機会コスト=3万円、ということになります。

かなり簡略化したモデルではありますが、3万円って、デカイですねよ。
変な例えですが、3ヶ月スマホの使用を我慢すれば、最新のハイスペック機種が買えてしまう計算です。

別の調査では、女子高生は一日平均7時間程度スマホを使用しているという結果も出ています。
高校生なので、まあ、時給は若干低く800円だとしても、一日に5600円も浪費している、ということになります。

もちろん、スマホの普及とともにテレビを観る時間などが減っているので、他の娯楽時間がスマホ使用時間に置き換わっているという部分もありますが、それにしても7時間は凄まじいですね。

使い方によっては日常生活をより効率的に、充実させてくれるスマートフォンですが、使い方によっては単純な料金以外の「無駄」が生まれるようです。
まさにスマートに使いたいものです。