2019年版Xperiaリリース予定、フラッグシップはXperia XZ4の1モデル、IFAでは「アップデート版」をリリース

新型Xperiaと言えば2月末のMWC 2019で発表されるXperia XZ4こと、21:9ディスプレイ搭載の縦長モデル。

この次期Xperiaについては4Gモデル、5Gモデルといった複数モデルが存在すると言った噂やリリース時期も比較的早いという情報もあれば今年中盤以降という情報もあり、スペックも含めて色々な情報が交錯している状態。

しかし今回、ソニーモバイルのマーケティング責任者がDigital Trendとのインタビュー内で非常に興味深い2019年Xperiaのリリース戦略についての方向性を示した模様です。

Mesa warned we shouldn’t expect drastic changes. The Xperia XZ4 will serve as a foundation, and the firm is likely to update the line again at IFA, six months after MWC, rather than pushing multiple phones in a year.

要点としては:

Xperia XZ4は基本となり、1年間に複数機種を出すのではなく、MWCの6ヶ月後のIFAではそれ(XZ4)がアップデートされたモデルがリリースとなる

といったニュアンス。

これ、受取り方としては2通りあるように思えます。

一つは2019年にリリースされるXperiaフラッグシップが基本的に1モデル、つまり通称Xperia XZ4だけでIFA 2019での新機種はXZ4のスペックだけを一部アップグレードした”XZ4s”的なモデル、という説。

もしくは2019年はXperia XZ4”シリーズ”の1世代のみでXZ5といった次世代モデルはなし。ただし、Xperia XZ4 Premiumといった上位機種ラインナップは存在する、という説。

どちらもあり得る話だとは思いますが、数日前に有名リーカーのZackbucksも2019年リリースの”フルフラッグシップ”は1モデルだけ、という情報を投稿しており、微妙なニュアンスはともかく、今年のXperiaフラッグシップの機種バリエーションが例年よりも少なくなる、という点においては今回の情報と一致しています。

また、個人的に気になるのは同記事内にある別の一節。

“5G is a challenge,” Mesa said. “Some people may be holding off buying a new device because they’re waiting for it. But we don’t want to rush and put the cart before the horse — the experience has to be good.”

意訳としては:

一部のユーザーは5G対応モデルの登場を待って新モデルを買い控えている。ただ、私たちは5Gの準備ができていない段階で(馬の前に荷車をつなぐ)ような間違った順序で物事を行いたくない。

といった感じでしょうか。

要は5G通信網などといったインフラや端末そのもののハード的な準備が不十分な状態での5G対応Xperiaのリリースは急がない、という意味だと思います。

これは過去にあったソニーが5G通信対応スマホのリリース一番乗りを目指している、という情報とは矛盾するようにみえます。

ただ、実際にはアップルも5G対応モデルを出すのは2020年以降と言われており、実用レベルに達していない5Gサービスに対応した「5Gプレミアム価格」のモデルを無理にリリースするよりは結果的には賢い戦略のような気もします。