Xperia XZ3やXZ2の通信が切れる・パケ詰まり不具合の原因はメモリ不足、スマートクリーナーの「オン」で改善するかも

ソニーモバイルの新型Xperia、Xperia XZ3。

全体的な評判としては上々なこのXZ3ですが、日に日に報告が増えている問題として、通信周りのトラブルが挙げられます。

具体的にはアンテナピクトがちゃんと立っている、つまりアイコン上は電波状態には問題がないはずなのに、通信ができない、あるいは通信速度が極端に遅く、パケ詰まりのような症状が出る、というもの。

また、一部ではアプリで通信をしようとした際に「通信サービスがありません」といったメッセージがでるケースも複数あるようです。

ただこの問題、どうやら発生しているのはXZ3だけではなく、XZ2やXZ2 Compact、XZ2 Premium、そして昨年のXperia XZ1ユーザーからもちらほらと報告が見られます。

また、はっきりとした関係性は断言できませんが、WiFiでも接続はちゃんとできているのに速度が異常に遅いという報告も増えています。

これ、私のXZ3でも度々発生するのでちょっと調べてみたところ、どうやらメモリ不足が一因という可能性が濃厚であることがわかりました。

また、この通信不具合は5ちゃんねるや価格コム、海外フォラムなどでも症状が報告されているのですが、その一部ではスマートクリーナーをオフにしていると通信問題が発生しやすいとの指摘があることも判明。

よって、このスマートクリーナーをオンにすることでかなり症状が緩和される模様です。

方法:

「設定」アプリ→「Xperiaアシスト」→「スマートクリーナー」のトグルをオフ

スマートクリーナーはアプリなどの傾向を分析して使用頻度に応じてストレージやメモリを最適化する、という機能でキャッシュの削除を自動的に行なってくれるもの。

ただ、同機能が新搭載された頃はこれが逆効果となって動作の遅延や異常バッテリー消費の一因として指摘されることが多々ありました。

そのため、過去には当サイトでもこのスマートクリーナーをオフにすることをおすすめしたことが何度かあり、実際に同機能をオフにしているユーザーはかなり多いという印象。

しかし、どういうわけかいつの間にか逆にオフにしていると問題が発生する、という逆の現象が起こっているようです。

メモリ不足と通信状態は一見無関係のようにも思えます。

一方、確かにこの一連の通信周りのトラブルはアプリによって症状の発生有無が分かれるという報告が沢山見られます。
もし通信周り全体に何らかの不具合があるのであればこれはちょっとおかしな事象なので不思議に思っていたのですが、メモリ関係の問題が原因ならばアプリによって通信への影響が違うのは納得できます。

なお、これは完全に私の推測ですが、一連の通信不具合・パケ詰まりはメモリ不足が発生し、これにより受け取ったデータを処理しきれずに「通信エラー」として症状がでる。

ただ、スマートクリーナーをオンにしていればキャッシュを適当なところで削除してくれるためメモリ不足が起きにくく、結果、通信不具合も起きにくい、ということではないでしょうか。

ただ、何れにせよこれをオフにすると通信すらまともにできない、というのはやはり不具合と言わざる得ません。

また、スマートクリーナーには先述のようにマイナス点がある可能性もあり、これは現在も続いている可能性もあります。

さらにバッテリーの異常消費などと同様、この手の問題はいくつかの原因が複合的に重なって発生している場合も多いです。

よって、これが100%の改善法とは限らず、場合によっては逆効果という可能性も皆無ではありません。

ただ、スマートクリーナーのオン・オフなどは一瞬でできること。
効果がなければ戻せばいいだけのことなので、通信周りでなにか該当する症状が発生しているXperiaユーザーさんは一度お試しください。