Xperia XZ2 Premium”だけ”が16:9ディスプレイになった本当の理由「コンテンツが小さくなるから」

ソニーの最新フラッグシップモデル、Xperia XZ2 Premium

国内ではドコモとauの夏モデルとして8月にリリースされることが確定していますが、兄弟機、Xperia XZ2およびXZ2 Compactとの最大の違いの一つとしてディスプレイのアスペクト比が16:9、という点が挙げられると思います。

これについては否定的な評価も少なくないのですが、今回、XZ2シリーズの中でこのXZ2P”だけ”が16:9スクリーン採用となった理由について興味深い事実が判明しました。

ソニーの公式サイト上にこのXperia XZ2 Premiumの開発者インタービューが掲載されており、以下はその記事の一部抜粋:

16:9は視聴体験を重視しているユーザーに適します。

テレビ番組や映画などのプロフェッショナルコンテンツから、ユーザーが自分で撮った動画まで、動画コンテンツは現状、16:9がスタンダード。

18:9のディスプレイでは余白ができてしまうため、ディスプレイ面積に対し、実際に表示される視聴コンテンツサイズは小さくなってしまうんです

そこで、16:9の4K HDR動画を「撮る」から「観る」まで楽しめることを重視した『Xperia XZ2 Premium』では、16:9のディスプレイを選びました。

確かに同じインチの18:9画面と16:9画面を比べると、18:9は16:9よりも縦幅が長くなる分、横幅は狭くなります。

そこに16:9比率の画像や動画を表示させるとなると余白が生じるので、16:9画面で表示したときよりも表示される画像・動画は小さくなります。

要は現在の画像・動画コンテンツの主流である16:9を最大のサイズで表示できるようにあえてトレンドに逆らって16:9画面にした、ということでしょう。

外見的には18:9のほうが全体的にスリムな印象を受けるので、デザイン的にはこの方が好き、という方も多いとは思います。

ただ、個人的には16:9の方が使用感は良いかな、と思う場面もあるので、言っていることの意味はよくわかります。

ちなみに今までの情報ではXZ2 Premiumが16:9になった背景としては、Snapdragon 845が4Kの18:9に対応していないことが原因、と言われています。

もちろんこれも理由の一つである可能性はありますが、どうやらメインの理由は別のところにもあったようですね。

また、同インタービュー記事ではベゼルについての質問もあり、この部分については:

もし表示領域を広げた結果としてカメラやスピーカー、アンテナなどに必要な領域に干渉してしまうと、カメラ画質や音質、アンテナ感度などが犠牲になりかねません。我々が提供したいトータルなユーザー体験を実現することを前提に、現時点で最適と考える画面サイズのバランスが、今回の形状となります。もちろん今後も、さらなる設計改善や新技術採用などにより、体験を保ちながらさらにバランスを向上させていきます。

Xperia XZ2 Premiumが競合機種と比べてベゼルが広いのは、要は他の機能を犠牲にしないため、ということの模様。

ただ、今後は少し図ずつベゼルレス化を進めていく、とも述べられているので、やはりこの点ではXperiaは他社に一歩遅れを取っている点は否めないと思います。

コメント

  1. あのにます より:

    違うね。そもそもなんちゃって4Kディスプレイだし、常時4K表示に対応していない。
    それにディスプレイを供給するメーカーに18:9化するに値する投資が出来ないと言う面もある。
    SONYは昔から自社で作っていないから、適当な言い訳をつけて出来ないと言っているだけ。

  2. C より:

    18:9要らない

  3. tom より:

    物は言いようとはこのこと

  4. XperiaからP10Lite より:

    バランスねぇーーー、言い訳に聞こえます。カメラは確かに良い、でも機能を犠牲にしてXperiaXX (10周年記念)最強ベゼルレスでも作れば良いのに。ブランドが落ちるぅーー、これ以上落ちないわ!!

  5. 名前など無い より:

    アスペクト比についてはまさにその通り。
    18:9の方が表示されるものが大きくなる、情報量が多いなどと勘違いしている方々にぜひ読んでいただきたいね。
    「表示」という面では現状メリットはほとんどない。
    インチ数を大きく見せ掛けられるというメーカーの騙しのテクニック。
    ベゼルについては「甘えたこと言ってないでさっさと画面などと干渉してもユーザー体験とやらを損なわないものを開発しろ」と。

    • XperiaからP10Lite より:

      動画に対しては確かにメリットは無いですが、ブラウザーは別ですね。横幅はそのままで縦のベゼルに液晶を入れて18:9にするから表示は多く成ります。しかしこれは超ベゼルレスに限る、XperiaXZ2の様な18:9多少ベゼルレスでは16:9と比べて縦幅が長く成るだけ。

    • やつてとも より:

      >情報量が多いなどと勘違い
      そうとも言い切れないですよ。

      iPhone 8 PlusとiPhone Xの比較記事が多く、
      「18:9=表示が小さい」みたいなこと書かれてますけど、

      16:9→18:9にしても、
      画面幅(短辺)の長さが変わらなければ、
      表示サイズは変わらず、情報量は増えますよ。

      なお、
      XZ2 Premiumの場合、
      ベゼルを削れば、筐体サイズそのままで
      画面幅が一緒の18:9画面が収まります。
      (16:9画面であのベゼルの太さは残念なだけ)

  6. arrows man より:

    そもそも小さい画面のスマホに4Kって必要あるんでしょうか。
    相当目の肥えた人でなければフルHDとそれ以上を見分ける事さえ困難ですし。(現状フルHDしか対応してないコンテンツは未だ多く、これで充分)
    それにせっかく4K表示に対応しても、肝心なバッテリーが3000mAh前後しか積んでないのでは宝の持ち腐れですよね。

  7. より:

    人の脳は目に見える物を最適化して認識するように出来ているから16対9でなくても満足出来るはずこの開発者の方はホントにスマホが好きなのだろうか??

  8. ナナシさん より:

    これでしれっと後継機種で18:9ディスプレイ採用してたら笑うが(正直しそうでこわい)、アスペクト比に関しては16:9継続して欲しかったからまあ良かった。
    ただベゼルレス化が進まない理由については言い訳にしか聞こえない。
    実際iPhoneXやGalaxyはベゼルレス化しながらもXperiaと同等以上のカメラ、スピーカー品質を維持出来てる訳だし。
    要するに現時点でのソニモバの技術力ではこれが限界って事なんだろうけど。

  9. K320i より:

    アンテナ系の部品は、基本的にスマホボディのサイドか、ガラス背面であれば背面に置くので少し謎ですね。

  10. 名無しさん より:

    極太ベゼルの言い訳が酷いな
    要するに「弊社にはベゼルを細くする技術力がございません」ってだけだろ

  11. ななし より:

    18:9にしたら、4Kを売りにしてるくせに、その画面に合うコンテンツが無いと言って非難するのは目に見えている。
    どちらにしても文句を言う時点で、早い話がソニーだから非難してるだけ。

    • anonymous より:

      4Kを売りにしてるくせに、その画面に合うコンテンツが無い?
      映画には4Kコンテンツはごまんとあるわけだし、その映画は(アメリカ)ビスタサイズやシネスコープサイズなど横長サイズが基本。
      つまり、映画を観るには16:9では無理がある。
      関連会社に映画配給会社があるのにそんなことすら分からないSonyはもはや終わってるよね。

  12. もうだめ より:

    これは言い訳にしか聞こえないですねぇ
    無駄に4kにしてOLEDにも出来ないジレンマ
    先見の明がないね(初代PS Vitaには使ってたのに)
    組織として一貫性もない
    前社長時代から拝金主義に傾いて開発力がないような?
    もはや売上的にはブランドもクソもないでしょう
    絶対10年いや5年以内にはアホーズと同じ末路だよな、、
    X10から使い続けてるけどもう我慢の限界だっての

  13. anonymous より:

    要は現在の画像・動画コンテンツの主流である16:9を最大のサイズで表示できるようにあえてトレンドに逆らって16:9画面にした、ということでしょう。

    だったらなぜノーマルのXZ2は18:9にしたんだろう?