最近、iOS版のLINEで通知が来ない、開かない、メッセージが送れないといった症状が多数発生しているようです。
この症状、iOS 8.1.2以降のiPhoneでの報告例が非常に多く、LINEだけでなくFacebookやツイッター、メールなど、アプリを問わずに発生している模様。
ちょっと気になったので症例を追っていたところ、一つの傾向が出てきました。
というのも、様々なアプリからの通知はWiFi接続環境だと問題なく受け取ることができ、LTEなどに切り替えると来なくなる、といった報告が多数見られます。
つまり、100%というわけではありませんが、この一連の症状はWiFi接続していない環境、つまり、モバイル・データ通信環境で多発している模様です。
https://twitter.com/yoneyanman16g/status/551559412293193728
LINE、Wi-Fiに繋がないと繋がらない。
同じ人いねえかね?— 髙橋”malo”孝侑 (@mrgretschmalo) January 4, 2015
docomo回線だとLINEのサービス停めていないか? 自宅Wi-Fiだと問題ないのにLTEだとネット接続が出来ん
— はんだ (@hadchix) January 2, 2015
どうやらWi-Fi環境下でしかLINEが使えん
— 大池 奏太 (@st_ngs) January 4, 2015
LINE壊れた。WiFi無いと見れねえ。
— わたなべだいき (@Da1k1w) January 4, 2015
データ通信はWiFiと比較して通信状態が不安定なりやすいため、通信回線自体の問題も考えられます。
ただ、報告を見ている限り、この症状が最新のアップデート後から急増している点、また、通常の通信には問題がないようなので、おそらくiOS 8.1.2+一部アプリの組み合わせ特有の問題ではないかと思われます。
また、モバイルデータ通信での問題は通知だけでなく、一部ではLINEなどのアプリ自体が開けない、スタンプや画像が送信できない、といった症状もでているようです。
iOS 8.1.2へのアップデートでデータ通信および通知センターまわりに何らかのバグが発生している可能性が高いと思われます。